ウィリアム・H・マクニール 著
清水広一郎 訳
「ヴェネツィア-東西ヨーロッパのかなめ 1081-1797」
岩波書店(岩波現代選書25) 1979年 1980年第2刷 1800円
B6判変形 ソフト カバー 380ページ
現定価 新装版 3570円(3400円+税)

状態はやや良です。

内容:
中世末期から近代にかけて、諸宗教や帝国が角逐を繰り広げた東地中海世界。その歴史の相互作用を、都市国家ヴェネツィアの興隆・消滅を結節点として雄大なスケールで描き出した本書は、東西ヨーロッパ交渉史に「海路から接近した」豊かな達成である。ルネサンス史はもとより、ビザンティン史、バルカン史を学ぶうえでも欠かせない。

第1章 レヴァントへのフランク人の進出-1081~1282
第2章 強国ヴェネツィア-1282~1481
第3章 文化交流-1282~1481
第4章 周辺的国家ヴェネツィア-1481~1669
第5章 文化的メトロポリス、ヴェネツィア-1481~1669
第6章 ヴェネツィア、対外影響力を失う-1669~1797