| 商品説明 |
| 制剛流捕手和縄居合伝書類/綿谷雪/限定300部/非売品/上野貴氏手写本により説いてもっとも精細・具体的である点で尊重すべき記録であろう
昭和44年 限定300部 非売品 厚さ約1.5cm 部数は少なそうです資料用にもいかがでしょうか。
上野貴氏の手写本により、原巻と対校できなかったため若干のミスは有るかも知れない が、説いてもっとも精細・具体的である点で尊重すべき記録であろう。この捕手目録 は、日本武術全集所載の「制剛流。仕方口伝書』に、ほぼ対比すべき巻であるが、 の方の編成は表九ヶ条・後捕五ヶ条・立合八ヶ条・小具足二十九ヶ条・堅め十六ヶ条 ・繩八ヶ条・砲手続十五ヶ条・御組合九ヶ条・稲羽手十七ヶ条より成っていて、その 冒頭に「印表、捕手表とて違は無之。仰は奥深く入る」と書いてあるけれども、本書 に収録した捕手目録と対照すると、業名の名目や用字に若干の差異があるだけでなく、 業の内容において、いちじるしく異なれる条々も相当あるし無論、行文・叙述は全く変っている。これらの点に留意すれば、御と捕手のニュアンスの相違は感じられると思う。
以上のほかに、なお馬術関係の巻が付属していたが、ここでは省略した。もう 一巻、手裏剣の巻が有るべきだと私は思うのだが、残念ながら触目しなかった。 なお最末に追加した体術挙法の免許状は、同じ制剛流でも尾州系でなく筑州系の別 派で、流祖水早長左衛門創案当初の原型に近いらしく、例としないで挙法、活法、ま た体術・活殺の称伝えている。思うに尾州系の制剛流は、水早の門人梶原源左衛門によって大いに開発・増補され、仰の用字もまた梶原の私案にもとずくと考えられ、 ここに付加した筑州系のように梶原源左衛門を経過しない伝統とは、術の内容もずい ぶん違っていたらしい。
(綿谷雪)
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もちろん読む分には問題ありません。472083 |
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