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・今よみがえる昭和30年代の千葉の鉄道(モノクロ32頁 / 定価860円)
【内容】
都内から至近にありながらも、昔ながらの鉄道情景を今なお色濃く残す千葉の鉄道路線。その昭和30年代は、現在からはとても想像も出来ないような旧型車両たちが走り回る時代であり、鉄道ファンから注目され人気の高い地域であった。当時の国鉄路線は、まだ大半が非電化で、SL列車と新旧入り乱れた気動車群が行き交い、ヘッドマーク付きの準急列車なども数多く運転されていた。そんな中でもひと際、時代から取り残されたような存在だったのが九十九里鉄道であった。昭和36年2月で廃止されてしまった、この関東最後の軽便鉄道をメインに、国鉄、小湊鉄道、銚子電鉄、流山電鉄、京成、新京成、東武といった千葉県内を走る鉄道路線の昭和30年代の姿を生き生きと伝えるのが、この小冊子である。電化・非電化も区別された昭和36年現在の「千葉の路線図」に始まり、国鉄キハ01・04形気動車、SL、旧型国電、廃止間際の九十九里鉄道、旧型気動車の走る小湊鉄道、トロリーポール時代の銚子電鉄、流山電鉄のピンク塗色時代、旧型車ばかりの京成と1600形「開運号」、旧京成の木造車が走る新京成、旧型車全盛時の東武・野田線などといった約半世紀前の光景が、車両解説と共によみがえってくる一冊である。