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大正・昭和期を代表する京都の巨匠俳人・鈴鹿野風呂が、当時朝日新聞社 京都支局長として京都の言論・文化界のトップに君臨していた森川舟三氏に宛てて送った、極めて貴重な直筆(肉筆)の俳句・文語詩・書簡・当時の封筒の一括額装品です。
本作は、京都八幡の国宝・石清水八幡宮(男山・別名:鳩の御山)への参詣や元寇(弘安の役)の歴史をテーマに詠んだ「石清水八幡宮 俳句十五草(15の作品群)」です。
■ 新聞社支局長と巨匠俳人の、生々しい編集現場を伝える一級資料
原稿上部には、15句のうち10句に鉛筆による選出レ点(チェックマーク)が書き込まれています。
添えられた手紙には、
「(新聞掲載・編集のために)それまでにお切り下さい」
「(紙面のスペースに)足らぬときは又作つてもよろしい」
とあり、まさに朝日新聞の紙面(文芸欄など)に鈴鹿野風呂の作品を掲載するにあたり、支局長である森川氏と野風呂氏の間でリアルタイムに交わされた、新聞編集現場の息遣いをそのまま残す極めて貴重な歴史的・メディア史的資料です。
単なる鑑賞用の色紙や短冊とは一線を画す、ストーリー性と資料的価値を兼ね備えた一品です。
■ プロフィール
- 鈴鹿野風呂(すずか のぶろ / 1887〜1971)
京都市出身の俳人。生家は吉田神社の神官。高浜虚子に師事し、大正9年に京都を拠点とする俳誌『京鹿子(きょうかのこ)』を創刊・主宰。関西における伝統俳句・客観写生俳句の重鎮として、京都の俳壇を長年にわたり牽引した巨匠です。 - 森川舟三(もりかわ しゅうぞう / 1896〜1975)
昭和期を代表するジャーナリスト、文化人。朝日新聞社京都支局長として京都の報道界をリードする傍ら、新村出(言語学者)や堂本印象(日本画家)など京都の一流文人たちと深く交わりました。鈴鹿野風呂とも密接な交流があり、京都の文化発展を支えた有力者です。 -
■ 商品状態・仕様
- 作者:鈴鹿野風呂(直筆・真筆)
- 宛先:森川舟三(朝日新聞社京都支局長)
- 題名:鳩の御山(石清水八幡宮 俳句十五草)
- 内容:直筆原稿(詩・俳句)、添え書き(書簡)、封筒は額の中に収めています。
- 額縁:コクヨ製アルミ額縁(ワイド六つ切サイズ、裏面紐付き)
- 状態:古い紙製品のため、経年による薄いヤケやシミが見られますが、文字の視認性は極めて高く、墨の勢いや鉛筆のチェック跡も鮮明に残っています。歴史的風合いとしてお楽しみください。
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■送付方法
佐川急便(飛脚宅配便)にてお送りします。兵庫県発で80サイズとなります。沖縄や離島の方は送り方が変わる場合があります。