


【作品について】
ウェールズ語フォークとアシッドフォークの境界から、時々とんでもない人が現れます。
Meic Stevensもその一人。
「Welsh Dylan」と呼ばれることもありますが、Dylanの影をなぞるだけで終わらず、ウェールズ西部の土地、言語、伝承、そして60年代末のサイケデリアを、自作曲の中でゆっくり異物化していったシンガーソングライターです。
本作『Ghost Town』は、1968〜69年に録音されながら当時は発表されなかった13曲を、英国Tenth Planetが1997年に初めてまとめた限定ナンバー入りLP。
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Tenth Planetは、当時のプレス盤にすらならなかった60年代末〜70年代初頭の埋蔵音源を発掘し、もうひとつの英国ポップ史を組み立てたレーベル。
本盤もその仕事の一枚で、1970年のWarner Bros.作品『Outlander』以前、Meic Stevensが英語とウェールズ語を行き来しながら録音していた時期の姿が、そのまま残されています。
1965年にはJohn Paul JonesのアレンジでDeccaからデビューシングルを出し、後にはWarner Bros.から“Welsh Van Morrison”として売り出される話もあった人物ですが、最終的に彼が選んだのは、故郷の言葉と土地の記憶を音楽へ持ち込む道でした。
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「Roedd Gennyf I Gariad」「Myfi Yw'r Dechreuad」といったウェールズ語曲、表題曲「Ghost Town」、故郷ソルヴァの名を冠した「Ghosts Of Solva」、髑髏の道化師が出てきそうな「Yorric」などを収録。
アコースティックギターと歌を軸に、フォーク、カントリー、ケルト的な旋律感、かすかなサイケデリアが混じります。
わかりやすいヒット曲集というより、海霧の濃いウェールズの脇道を歩いているうちに、知らない歌が聞こえてくるような13曲。
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未クレジットながらBernie Hollandがギターで参加。
リマスターはレジェンドDenis Blackham、見開きジャケットのデザインはPhil Smee。
派手な時代の英国サイケの外縁で、ローカルな言語と個人的な幻視を抱えたまま鳴っていた、もうひとつのフォークロック史です。
Syd Barrett、Donovan、初期David Bowie、後年のGorky's Zygotic MynciやSuper Furry Animals周辺が好きな方にも。
1000枚限定のうち、本品は68番です。
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【商品情報】
アーティスト:Meic Stevens
タイトル:Ghost Town
発売年:1997年
発売国:UK
レーベル:Tenth Planet
規格番号:TP028
フォーマット:Vinyl / LP / Album
仕様:限定1000枚 / ナンバー入り / 見開きジャケット
録音:1968〜69年
収録曲:全13曲
ナンバー:68/1000
リマスター:Denis Blackham
マトリクス A面:TP 028 A-1
マトリクス B面:TP 028 B-1
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【コンディション】
盤:Very Good Plus(VG+)
ジャケット:Near Mint(NM/M-)
限定ナンバー:68/1000
中古レコードのため、年代やグレードに応じた軽微な使用感はご了承ください。
状態は掲載写真もあわせてご確認ください。