ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
1. ロシオの行列
2-4. 幻想的舞曲集
5-7. セビーリャ交響曲


オドン・アロンソ(指揮)/マドリード交響楽団   録音:1958年

EMI【スペイン輸入盤】

近代スペインの作曲家ホアキン・トゥリーナ(1882-1949)は、パリでダンディに作曲を師事し、フランス近代音楽の影響を強く受けました。トゥリーナといえばピアノやギターのための作品のイメージが強いですが、色彩的な管弦楽曲をまとめて聴ける滅多にないアルバムです。「ロシオの行列」は、スペインの宗教的祭礼を題材にした色彩豊かな作品で、遠くから近づく行列のざわめきや熱気あふれる祝祭、そして壮大なクライマックスへと至るドラマティックな展開が魅力です。日本ではアルフレット・リード編曲による吹奏楽版でも知られている作品です。「幻想舞曲集」は、スペインの民族音楽をふんだんに活かし、各楽章で全く異なる雰囲気を醸し出しています。もの憂げな中間楽章を挟んで、最後は激しい踊りが繰り広げられる情熱的な音楽で、特に人気が高いのも頷けます。それほど演奏機会のない「セビーリャ交響曲」も、実は手応え十分の傑作であることがわかります。
スペイン・イスパボックス音源の貴重なアルバム。録音の古さは否めませんが、オドン・アロンソとマドリード交響楽団による熱演ぶりがハッキリと伝わり、今では聞くことができないローカルな味わいが豊かです。未開封新品です。