■導童六諭訓(2種)
【判型】半紙本2種2冊。縦228・217粍。
【作者】安倍晴親(土御門晴親・菊坡安・親民・々民)作・跋。鶴峯戊申(ツルミネシゲノブ、鶴峯左京・彦一郎・海西漁夫)序。
【年代等】文化8年9月、鈴木世孝(マサタカ、鈴木星海・子養)序・刊。[京都か]謙々堂文庫蔵板。
【備考】分類「往来物」。異板2種。『導童六諭訓』は、享保7年刊『六諭衍義大意』の各章末尾の詩文(7言12句)を平易な仮名交じり文に改めたもの。『大意』本文を載せずにその「詩文」のみを扱う点が独特。「われ世にある人にすゝめて、父母に孝心にせよといふ。父母の愛養・撫育の恩、そもいか斗と思ぞや…」のような仮名交じりの和解文を6行・付訓で記し、その右側に漢詩文の文言を1行漢字4字の小字で添える。なお、本書の改題本(異板)である『六諭衍義大意(六諭大意和解)』が手島堵庵作に仮託されて出版されている。
★原装・題簽付・美本。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。