| 福岡県植物誌/滋賀県植物誌・北村四郎/新版・千葉県植物誌/植物の分類・基礎と方法・佐竹義輔/植物分類学（種子植物）・渡辺清彦/5冊
植物関係の本5冊でまとめてみました。 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
滋賀県すなわち近江国には、これまで植物誌がない。植物誌は,その土地に野生 しているすべての植物の種について,述べたものである。
世界の文化国家, アメリカ・ソ連・ヨーロッパの諸国では,それぞれ,詳しいそ の国全体としての植物誌をもっている。さらに近年,その国内のそれぞれの地方に 詳細な植物誌を作っている。これらはいずれも専門学者によって作られたもので,その知識は正確である。
日本では、昭和の初め以来,地方植物誌が,それぞれの地方で,すぐれた植物愛 好者の多大の努力によって作られた。科学的知識をもとめて,その地の植物の種を 明らかにされた場合もある。薬用植物の産地を知る必要から生薬学者によって植物 誌が作られたこともあった。森林の植物の種を知る必要から,林学者が著作したも のもある。また,教育上の必要から、小・中・高校の教官が,多忙な中を多大の時 間をさき,一生の念願として,地方植物誌を作ったこともある。 文化が高まるにつれて,地方植物誌の要求がますます高まってくる。自然科学からだけでなく人文科学からも必要となる。ひろく、植物に関心のある人々から地方植物誌がのぞまれてきた。近畿地方で植物誌のないのは滋賀県と兵庫県である。
私は植物分類学および地理学を専攻してきたが,この学問上正確な分布を知る。 に地方植物誌が必要なので,1966年1月に本著の編集を思いたった。これを学の 深い友人達に相談したところ,協力しようという申し出をうけた。
本書は限られた地域の学術書であるので,近年は普通に県当局から,またはその 補助のもとに出版が行なわれている。本書の出版に困っていた私はあちらこちらに
相談した。保育社社長今井龍雄氏は,こころよく私の依頼をとりあげこの本を出版 発行してくださった。厚くお礼申しあげる次第である。
お探しの方、お好きな 方いかがでしょうか。
中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱傷、小汚れ、しみ、小破れ。ページ小黄ばみ、ややしみ。2-3冊ぱらぱらとめくった感じでは、書込み・線引き等見当たりませんが、見落としあればご容赦ください。
ご理解の上、ご入札ください。
もちろん読む分には問題ありません。175372 |
