十王口に小さく折り返された口縁の形からみて、平安末期からは少し時代の下がった鎌倉初期の入る二筋壺でしょう。
薄茶色に焼き上がった肌で、肩には緑釉がうすく掛かり、温和しく侘びた風情の壺です。
ご覧のように口縁の約半分程度が浅く何片かに割れており、共で継がれています。(呼び片は入っておりません。)
口縁の浅い割れに加え、共継ぎも丁寧に上手く継がれていますのでほとんど違和感はなく気にならないと思います。
他に傷もなく、よく焼締まっていますので水漏れや浸みもありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
鎌倉時代初期(12世紀)
サイズ 高さ:22,2センチ 胴径:18,2センチ
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