【脇指】加藤義國 在銘 拵入 新々刀 刀袋付 | 義國鍛之の在銘脇指、拵入り、日刀保の特別保存刀剣鑑定書付きです。裏年紀は慶応四辰二月、1868年なので大政奉還の年です。刀袋付です。
登録証の記載は「慶応四年」ですが、鑑定書の「慶応四辰」が正しい銘です。激動の幕末最終年に作られた重ね厚い豪壮な脇指です。
作者は幕末に出羽国米沢で活躍した加藤義國のようです。新々刀期の備前伝の第一人者、加藤綱俊(長運斎)の門人です。
平造りで、刃文は直刃、地肌は小板目肌と思います。違うかもしれませんので、画像でよくご確認下さい。
銃砲刀剣類登録証に記載の長さは31.1cm、反りは0.2cmです。刀身の装着に問題はありません。
刃切れはありません。小キズやすり傷、わずかな刃こぼれ、汚れなどが多少ありますが、ひどい欠点はありません。
鞘は黒漆石目地塗鞘です。ところどころに当たりキズや経年の汚れが見られます。鐺と鯉口は鉄製です。経年の錆があります。栗形は黒漆塗です。
柄は鮫革で、柄巻きに切れはありません。はばきは銅製、切羽は真鍮製のようです。
縁頭は鉄地子犬図縁頭。愛らしい子犬の据紋と金象嵌で細工された逸品です。目貫は銅製の唐獅子図揃い目貫です。
鐔は鉄地八角形芦雁図鐔、多少経年の汚れや錆はありますが、良い状態です。
古いものですので、経年の汚れやいたみは見られますが、全体的に良い状態です。詳細や登録証については、画像でご確認下さい。
光の影響により、色が微妙に実物とは違って見えます。また、パソコンやスマートフォンのブラウザによっても多少の違いがございます。
※色や大きさが思ったのと違う、などの落札者都合の返品は受付できませんので、ご注意下さい。また、刀掛けは撮影用です。付属しません。
交付年月日:平成19年7月19日 刃長:31.1cm(一尺0寸二分) 反り:0.2cm 内反り 目釘穴:1個 元幅:約2.70cm 先幅:約2.09cm 元重:約8.6mm 先重:約6.7mm 鐔/縦:約5.24cm、横:約3.91cm、厚さ:約4.8mm、重さ:約51.8g 茎孔、縦:2.40cm、横:8.9mm 刀身の重さ:約303.1g 拵込みの総重量:約610g 拵の全長:約51.5cm
デジタルノギスによる採寸です。微妙な誤差は許容下さい。
※所有者変更はこちらで行います。 ※発送方法の変更はできません。
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