

「Aftermath #1」に続いてリリースされた#2は、なんといってもLFOによる「Aftermath (LFO Remix)」が最大の目玉。Nightmares On Waxの原曲が持っていたダークな質感を、LFOが初期Warpを象徴するBleep Technoへと大胆に変換している。
深く沈み込むベース、乾いたブレイク、無機質なシンセ、そして随所に配置された硬質な音。原曲のグルーヴを残しながらも、LFOらしい極端な低域とミニマルな音響設計によって、より暗く、より巨大で、よりフロア向けのトラックへと生まれ変わっている。
特に印象的なのが、音数を抑えながらも圧倒的な存在感を放つベース。1990年当時のUK Bleepが持っていた「未来的なのにどこか不気味」という感覚をそのまま音にしたような仕上がりで、まさに初期WarpのWarehouseサウンドそのもの。
そしてB面の「Sal Batardes」も強烈。SF映画のレーザー銃を思わせる電子音、低く唸るベース、コミカルで不穏なCLONKが絡み合い、A面とはまた違ったNightmares On Waxの実験性を見せている。特にベースの存在感は凄まじく、Bleepと初期ハードコアの境界線にあるような音像だ。
この12インチの面白さは、単に「LFOがリミックスしたNightmares On Wax」というだけではない。Nightmares On Wax、LFO、Warpという初期UKテクノの重要人物・レーベルが交差した瞬間を記録した作品なのだ。
「Aftermath #1」がNightmares On Wax自身によるBleep/Technoへのアプローチだとすれば、「Aftermath #2」はそこにLFOが介入することで、サウンドをさらに純化し、90年のUK Warehouse Technoを象徴する一枚へと昇華させた作品と言える。
盤質、ジャケットは並の中古版程度です。
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