先ず制御可能な速度(最高周波数)に関しまして、トランジスタ(ICなども含む)は遮断周波数fTや接合容量に依存し、具体的には数十kHz~数百kHzが上限となります。無理に特性を上げようとすると上限に近づくに従い位相余裕が喪失し、応答が遅れ次第に制御が反転し不安定化を経て発振に至ります。
線間容量を適切に管理して作られた空芯DCリアクトルの制御可能な速度(最高周波数)は、物理的に磁気飽和、ヒステリシス損が発生しないため電流と磁場の関係は完全にリニアに保たれ、桁違いの高周波領域、数百MHz~数GHzまで追従します。また能動回路によるフィードバック制御が「事象が起きた後での後追い」である事に対して、空芯DCリアクトルは事象の発生と同時(光速、電磁波の伝わる速度)で追従し、あたかも事象の発生そのものを押し戻すかのように動作します。
4. なぜ電源回路への外付けコンデンサ或いはバッテリーを増設しても思うように音質が改善しいないのか?
先ず、ご承知の通り電解コンデンサはデジタル機器が要求する超高速な電流要求に対しては全く対応が出来ません。バッテリーはノイズに対してクリーンなイメージがありますが、これもご承知の通り化学反応で電気を起こすため内部抵抗が比較的大きく静的であり、やはりデジタル機器が要求する超高速な電流要求に対しての追従は苦手です。
またデジタル機器内部には周波数特性が良好な小容量のコンデンサが既に組み込まれています。そのため、もし仮に更にデジタル機器の外部に周波数特性が良好なコンデンサを追加したとしても今度はコンデンサが2箇所に分かれてしまい、デジタル機器内部が発するノイズに対して「合わせ鏡」の状態になりノイズが往復を繰り返し、或いは並列共振によりデジタル回路の動作不安定化を招き返ってジッターを増やします。
5. なぜ今日まで空芯DCリアクトルが見過ごされてきたのか?或いは表舞台に出てこなかったのか?
nanamoriなりの想像ですが、先ずオーディオ全盛期の大容量高性能コンデンサ至上主義を妄信的に継続した状態で、近年急速に普及したネットワークオーディオをはじめ各種デジタルオーディオ時代に突入した。メーカー側の事情としても、材料コストが安く、内部基板に実装した際も広告として見栄えが良いコンデンサが採用され、漏洩磁束などの影響から実装スペースなどの配慮が必要で、しかも原理が難解で顧客への解説も困難を極める事が予想される空芯DCリアクトルは採用に至らなかった。デジタルICの複雑な動作に電流と電圧の波形がどう乖離し、どう挙動しているか、高度な高周波シミュレーターや超広帯域オシロスコープなどのハード面が追いつかず、いわゆる「データー良いが音は死んでいる」といった状態が正当化され続けた。理論的に突き詰めれば自ずとして解が導き出されるはずだが十分な検討が行われず、一般的なノイズ対策(EMC対策)と混同され、技術的にスルーされた。或いはこういった発想自体が存在しなかったと考えられます。
6. 実証試験と評価、公表に関して
DCリアクトルの有無による音質の違いをアメーバブログでハイエンドオーディオ機器に関する情報を発信していらっしゃいます山男さんへ実証試験をお願い致しました。条件を揃えたハイエンドオーディオ機器と録音機材を使用して、実際の試聴位置での再生音を比較し、リモートによる比較試聴によりコメント欄へ投稿された方々の高度な専門的分析に基づく貴重なご意見、ご感想なども積極的に取り入れながら音質の調整を行っています。その空気録音の音源がYou Tubeで公開されていますので、ぜひそちらもチェックして頂きますようお願い致します。検索ワードは下記となります。他にも同ブログ内に関連記事があります。
「DCリアクトルの使用先で激変!!!です。」
「DCL(5機)投入後の音圧バランス調整」
「DCリアクトルをWindowsPCに!」
「聖子さん来ました!(DCリアクトルAirCore全機投入)」
「ナンノちゃん来ました!空芯コイル式DCリアクトル6機の実力」
7. 仕様
本体外形寸法:約80×50×25(mm)
コネクタ、ケーブルまで含めた全長:約200(mm)
本体材質:ABS樹脂
質量:約110g
プラグ及びジャックのサイズ:5.5mm/2.1mm
コネクタの極性:センターが(+) Center polarity: Positive
定格電圧:DC25V以下
定格電流:5A以下
本品のコネクターの極性は、センターが(+)です。
Center polarity: Positive
極性が振り替わっても機器が壊れる事はありませんが、音質的には逆効果となります。
もし、センターが(-)の機器へ適用される場合は特注品として対応させて頂きますので、
その旨ご連絡お願い致します。その場合、発送まで数日を要する場合もありますが金額は変更ありません。
※ 出品画像は画像情報の密度を上げるため2台並べて撮影していますが、出品物は1台です。くれぐれもご注意願います。