○ 現在までセーラー万年筆の高級機として作られている世界の銘木シリーズ。その最初期に作られ、銘木中の銘木である黒檀に金蒔絵を施し、当時としては極めて高価だった万年筆です(14金の万年筆ミニの20倍の価格)。ニブは18金でこのシリーズの最初期になります(ニブは初期から18金→23金→21金と変化)。蒔絵は金沢蒔絵の大下香仙氏が施したものです(セーラー本社調べ)。漆塗本来の下地である天然目に蒔絵を施したものはセーラー以外では無く、その意味でも希少と思います。
 
○ 黒檀と言う銘木中の銘木の味わい深い木目を生かした透き漆塗りのボディー&キャップに金蒔絵で描かれた鳳凰を思わせる優美な古代鳥が愛らしい木の実を咥えて飛び、銀蒔絵で描かれた蝶々が舞う縁起の良い吉祥図柄を高度な手技で表現した珠玉の万年筆です。
 
○ 黒漆に施された金蒔絵も豪奢な美しさを持っていますが、黒檀の天然の木目を生かした金蒔絵は温もりを感じさせ、また華美になり過ぎない風雅な美しさを持っています。元々数が少ない上に天然木の木目を生かした万年筆ですので、同じものは二本と無く使う程に愛着が湧く万年筆です。
  
注意事項:古い万年筆ですので、完全な新品をお求めの方や神経質な方は絶対に入札をお控え下さい。ノークレーム、ノーリターンでお願いします。  万年筆のみの出品ですが、保護を兼ねてクリア・コレクションケースに入れて発送いたします。
 
【商品の説明】
ブランド、メーカー:世界の銘木シリーズ「黒檀」古代鳥金蒔絵、セーラー万年筆
カラー:黒檀、金蒔絵、銀蒔絵
ニブ(ペン先):18金、字幅:M
インク補充方式:カートリッジ、コンバーター両用式(純正のゴールドコンバーターをお付けします)
サイズ:全長:140mm (収納時)、最大軸径:12mm、重さ:29.8g(素人計測)