1999年頃の結成というイタリアはベルガモ出身の純正シンフォニックロックバンド、ティリオンの2008年発となる2作目。リリースはフランスMuseaからで他国版やLP盤は存在しないため、現在ではやや入手困難。そもそもこのバンドへと至る前身バンドとしては現在でも現役続行中で10枚ものディスコグラフィーを誇るProwlersというやはり同郷のプログレバンドから枝分かれする形で結成され、こちらのティリオンの場合は音楽性をより純正シンフォニックロックスタイルへと収斂させる事にコンセプトを置いたというのは、特にキーボード類に於ける70年代の著名機材、特にメロトロン、オルガン、ムーグに拘った使用法を音楽性の基軸にしている部分では特に顕著なほど。編成はベース、ドラムス、キーボード、ギター、フルート、サックス、女性ヴォーカルを擁する布陣。で、このうちリーダーでメインコンポーザー兼キーボーディストのアルフィオコスタとギタリストのフラヴィオコスタは兄弟と思われ、上記のProwlersの中心メンバーとしても知られる存在。因みにそのProwlersの方もメロトロンを上手く取り入れたヘヴィプログレスタイルで、70sハードロック~80sNWOBHM系と80sプログレが消化不良のまんまに混在しながらも総体的には70sプログレを憧憬しているという、特異な音楽性でマニア筋を虜にしていた存在。そこからさらに音楽性を絞って結成されたこちらのティリオンはというと、徹頭徹尾なまでに古今東西シンフォニックロックの粋を集めたような音型フラグメントの一つ一つを、偏執狂的な熱量でもって微に入り細を穿つように構築していくような、例えばスペインのKotebelとも共振するような迷宮型シンフォニックロックへと収斂し、とはいえ、Tilionの場合はモード構造と奇数拍リズムアプローチがともにシンプルで、より明晰なシンフォニックロックとして体現されてもいるその21世紀型最前線。因みにほぼ全曲でメロトロンが鳴りっぱなしというその筋の好事家ならインパクト請け合いの怪作。TILION-amigdala(musea)
コンディション:★盤は中古盤として並品(軽いキズ、スレがあります。音トビ無し、再生に影響無し)、ジャケットは中古盤として並品(目だたない程度のスレ、キズ、経年のヨレがあります。端にツメの噛み跡あり)、プラケースは中古盤として並品(スレ、キズが散見されます、ヒビ割れがある場合もあります)★プラケースは経済的理由により新品に交換できません。予め消耗品としてお考えいただけますと幸いです★その他詳しいコンディションにつきましてはご入札前にご質問欄からお問合せください。あくまで中古盤という性質上、完璧なコンディションをお求めの場合はご入札をお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします★
★送料(ユウメール):CD1枚¥180、CD2枚¥215、CD3枚~4枚¥300★郵便料金改定に伴いまして(CD5枚以上は枚数制限無し)及び(LP盤1枚~2枚)は定形外郵便(規格外)での扱いとなります。送料は¥500★