







自宅保管の品です。中身は新品同様大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
美酒について 人はなぜ酒を語るか 井尻千男 開高健 吉行淳之介 和田誠
吉行さん、開高さん、そこまで言っていいの!?
ワイ談もご愛嬌――華麗なる酔っ払いトーク。
当代随一の話芸の名手であり、酒を論ずればバッカスも顔色なしという二人が、酒の入り口から出口までを縦横に語りつくした長編対談。人はなぜ酒を飲むのかの大命題にはじまり、酒の品定めや飲み方、酒場あれこれ、酒癖のさまざま、二日酔いのなおし方から文学、映画、セックス、風俗まで、話題は森羅万象におよぶ。ワインの芳醇さとジンの強烈さが見事にブレンドした極上の一巻。
目次
まえがき…吉行淳之介
第一夜…美酒、口に入れば
第二夜…〔悦楽〕の遁走曲(フーガ)
第三夜…今夜も酔(スイ)ング
あとがき…開高健
銘酒豆事典
解説 井尻千男
カット 和田誠
開高健(1930-1989)
大阪市生れ。大阪市立大卒。1958(昭和33)年、「裸の王様」で芥川賞を受賞して以来、「日本三文オペラ」「流亡記」など、次々に話題作を発表。1960年代になってからは、しばしばヴェトナムの戦場に赴く。その経験は「輝ける闇」「夏の闇」などに色濃く影を落としている。1978年、「玉、砕ける」で川端康成賞、1981年、一連のルポルタージュ文学により菊池寛賞、1986年、自伝的長編「耳の物語」で日本文学大賞を受けるなど、受賞多数。
吉行淳之介(1924-1994)
1924(大正13)年、岡山市生れ。東京大学英文科中退。1954(昭和29)年「驟雨」で芥川賞を受賞。性を主題に精神と肉体の関係を探り、人間性の深淵にせまる多くの作品がある。また、都会的に洗練されたエッセイの名手としても知られる。
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吉行淳之介 ワイン レッドアイ 老酒
ラム リキュール 紹興酒
ホワイトスピリッツ ベルモット
ボルドー ブルゴーニュ ブランデー
般若湯 ビール ピルスナー バーボン
ウイスキー ハイボール ばくだん
日本酒 トリス どぶろく テキーラ
蒸留酒 ジン スコッチウイスキー
醸造所 シャトーマルゴー シャンパン
シェリー コニャック サントリーオールド
カクテル カストリ カンパリソーダ…
レビューより
吉行さんと開高さんが集(つど)って「美酒について」という書物を出すのだから、さすが名人の手にかかると違う、と思わされること請け合いの、大人のための名対談集。
この本の眼目は、酒、女、旅について語るお二人の輪郭から、戦後の焼け跡の匂いが、ふっと立ち上ってくるとことにあります。もうひとつ、昔、村には、一人か二人、彼らのような旅を生業とする語り部がいて、旅先から珍味、珍酒、珍奇なみやげ話を持ち帰ってくれた、そういう囲炉裏端の幻が、浮かんできます。
たかが人生のみやげ話、されど同じ語りなら、芳醇で、透明で、どこか懐かしい、燻しの香りが立ち込める本書をお勧めします。