アーリア人であることを証明するアーネンパスです。自らの血統をさかのぼりユダヤ人でないことを明らかにするための証明書です。5代前までさかのぼり記録することができるページ構成になっています。ファミリーツリーは未作成ですが、2代前までの血縁関係が記録されています。就業はもちろん学校に通うにも結婚するにもこの証明書が必要だったようです。
 
証明書制度は1933年に導入されていますが、1935年には9月にニュルンベルグで開催された党大会で起草され翌10月に成立したニュルンベルグ法(帝国市民法、ドイツ人の血と名誉を守るための法律)のアーリア条項によりさらに細かな規定が定められています。
 
サイズはA5です。戦後このような証明書はほとんど破棄され現存数は非常に少ないので歴史的にたいへん価値の高いものだと思います。