

プッチーニ 歌劇 つばめ DVD 未開封 廃盤 チェドリンス ポルターリ パストラーナ ジャンニーノ アントヌッチ 2008 リッツィ ヴィック ヴェニス フェニーチェ歌劇場 ロンディーネ
プッチーニの“つばめ”の舞台です。ウィーンの劇場からの依頼で “オペレッタ”として着想された曲が、題材選び・台本作り・初演の難航 などの曲折を経て 結局は普通の“オペラ”形式の作品に仕上がってしまった…という面白い経緯を持つ作品だそうです。それでも“オペレッタ”としてスタートした痕跡は随所に残されていて、そここそがこの曲ならではの個性を生み出している大事な要点なのだろうと考えます。
“その道の女性” と “純朴な青年” の恋物語というと、すぐに “椿姫” の世界を思い浮かべてしまいますし、事実 その点を指摘している解説書もあるのですが、曲自体に “トロリとした” 又は “コッテリした” 匂いは感じられず、総じて 晴やかで爽やかな印象です。中でもマグダは “高級” な部類に属する女性らしいのですが、気性も振舞いも小ざっぱりとして垢抜けて、“隅田川” ならぬ “セーヌ川” で○を洗ったようで、これではどう間違っても“悲劇” にはなりそうもないと納得が行きます。あの有名なアリアも どこか緩やかで余裕たっぷりで、“アァ…やっぱりオペレッタなのだなぁ”としみじみ感じますし、“スーブレット”役がいて さらに “詩人”役を配するアイデアも “オペラブッファ” を換骨奪胎していること歴然です。特に この“詩人”さんは “マルチェッロ” に “ゴロー”が乗り移ったような性格で、絶妙な“狂言まわし”を勤めて誠に秀逸です。こんな役には これまでのバランスからはバリトンを配したいところだったのでしょうが、敢えて軽いテノーレリリコを充てて “太鼓持ち”を効かせているところなど 何とも粋な配慮だと感心するばかりです。
ちなみに…昔のモッフォ盤では ピエロ・デ・パルマが この詩人役で八面六臂・空前絶後の大活躍でした。あの録音こそ、彼がフローレス並みの才能だったことを示す 絶好の貴重な記録だと考えます。
チェドリンスのプリマ・リッツィの指揮・グラハム ヴィックの演出は 近年のベストでしょう。マグダがあまりにリリックだと ミミの“スピンオフ”めいてしまうので、チェドリンスの程の良いリリコスピントが この役にはピッタリだと思います。ボエーム写しのキャバレーの場面は アチャラカらしいです。
2008年夏の公演とのこと。フェニーチェ劇場は 夏も興行をしているのでしょうか。
“西部の娘” “三部作”と並び キャリア上の中弛み期の所産と言われてはいるものの、聴いてみれば 紛れもない“プッチーニ作” で、これはこれで貴重な作品群だと 今更ながら目を見張ります。ショップのリストを検索すると 現在は録画も録音もそれぞれ結構な数が確認されますが、歌劇場やレーベル録音のレパートリーとして 超人気作の次くらいのランクに定着したのは、LP時代の最後辺りからだろうと考えます。その意味でも、先述のモッフォ盤は… ジャケット写真のケバさも含めて…かけがえの無い名盤でした。
伊 英 独 仏 西 字幕とのことです。輸入盤に邦語帯を回して発売された国内盤には 更に日本語字幕との表記あり。番号は同一で 字幕だけ異なる仕様があるのかは不明です。
未開封です。未開封につき中身は確認しておりません。落札後にご了解があれば検品の上発送いたします。その他は基本的にはNC.NRでお願いします。ただし未開封と言うのもたのしみなもので…。
かんたん決済 支払い方法はかんたん決済のみです。 かんたん決済の期限内(落札後5日以内)に決済可能な方のみご入札ください(領収書はお出ししていません)。
クリックポスト ( 本 形状により複数冊 CD 1枚物ケース4個 2枚物ケース2個程度 同梱可能)
定形外などの普通便は、発送まで若干の時間が生じる場合があります。補償・追跡もありません。臨機応変に対応はいたしますが、基本的には箱内外を緩衝材でガードして封筒で発送をいたします。