ARKHE - DEEP IN SLEEP CD/インダストリアル/ダーク・アンビエント
スウェーデンのインダストリアル・サウンド・アーティスト、アンドレアス・ヨハンソン(Andreas Johansson)によるプロジェクト ARKHE(アルケー) のアルバム『DEEP IN SLEEP』です。
レーベル: Terror (TR-47)
発売日: 2017年10月
アルバム『DEEP IN SLEEP』は、純粋なノイズ・ミュージックとは異なり、ローキー(低調・抑制された)で奇妙な実験性を持つインダストリアル/ダーク・アンビエント作品に仕上がっています。
1. 「機械への即興の委ね」による無機質なサウンド
アーティストのアンドレアス・ヨハンソン(Andreas Johansson)によると、本作の多くの音は、シンセサイザーとエフェクトペダルを自律的に動作させ、いわば「機械に即興演奏をさせる」 というアプローチから生まれています。人間の意図的な感情やメロディを排除し、機械そのものが生み出す潜在意識のストリームのような、冷徹で無機質なサウンドスケープが構築されています
2. ノイズ(雑音)ではなく、ミニマリズムの追求
以前の過激なノイズ・プロジェクト(Pestdemon)に比べ、ARKHE名義の本作は耳を劈(つんざ)くような不快な爆音(ハーシュノイズ)ではありません。より音数を絞り、低重心でじわじわと展開するローキーかつミニマルなアプローチが徹底されています。
3. 「静寂の中の恐怖」を表現した空気感
レーベルの TeRRoR は本作の音楽性を、「宇宙の終わりのない静寂の中で、雄牛(ジャケットの絵)と目と目が合ったときに感じる、静かで力強く、しかし恐ろしい存在感」 に喩えています。一度聴いただけでは掴みどころがないものの、聴き進めるうちに潜行するような不穏さと恐怖感がまとわりつく、没入型のドローン/アンビエント・サウンドです。
未開封