ジョンロブのアイコンである「ロペス」を土台にしながら、そこにブリティッシュロックの美学を大胆に融合させた、フリンジローファー

ビリーの出発点は、言わずと知れた名作ローファー「ロペス」にあります。

しかしビリーは、そのクラシックなサドルの下からフラットなフリンジをのぞかせることで、伝統的なタッセルやペニーとはまったく異なる、モダンで色気のある足元を作り出しています。

サドルという端正なフォーマル要素と、フリンジという遊びの効いたディテール。この一見相反する二つを一足に同居させる大胆さこそ、プレステージラインがロペスに与えた新しい解釈です。

ビリーを語るうえで外せないのが、サドル周りに施された力強いトリプルステッチです。

単なる装飾ではなく、三本の縫い糸が甲の上でくっきりとした陰影を生み、革一枚の平面に立体的なリズムを与えます。

ブラックカラーだからこそ、この縫製のうねりが光の当たり方で表情を変え、静かに主張する。

ドレスシューズの端正さを保ちながら、どこかロックの匂いを漂わせる——この絶妙な緊張感がビリーの真骨頂です。

木型は7000L。ジョンロブの中でもシャープでエレガントなラインを描くラストで、つま先に向かってすっと絞り込まれるシルエットが、ローファーでありながら驚くほどドレッシーな印象を与えます。

カジュアルに転びがちなフリンジ付きローファーを、ここまで品よくまとめられるのは、この木型の設計あってこそです。

ビリーには、プレステージラインの名にふさわしい最上級のクラフトが惜しみなく投入されています。

かかとの縫い目をなくし、後ろ姿を一枚革のように見せる「シームレスバック」。そして土踏まず部分を削り込み、内側へ絞り込んだ「ヴェヴェルドウェスト(絞り込み腰)」。

いずれもレギュラーラインでは味わえない、ハンドメイドに近い手間のかかる仕事です。

履き込むほどに黒革は深みを増し、足の形に沿って沈み込むように馴染んでいく——その経年変化の楽しみもまた、プレステージラインを所有する醍醐味です。

スーツの足元に合わせれば端正さの中に色気を、デニムに合わせれば無造作な着こなしに凛とした芯を与える。

ビリーは、履く人の装いを劇的に格上げしてくれる稀有なローファーです。

そうそう巡り会えるものではありません。ロペスを知り尽くした方にこそ、この一歩先の名作を味わっていただきたい逸品です。

サイズ71/2E 全長30 幅10.3

着用回数少なく極美品 付属品は画像のとおり全て完備

神経質な方・繊細な方はご遠慮ください。ノークレームノーリターンでお願い致します。