Dead Door Unit - Abandon  CD/ノイズ/ エレクトロニック / インダストリアル

アメリカ・フィラデルフィアを拠点にするアーティスト K. Geiger によるソロ・ノイズプロジェクト、Dead Door Unit(デッド・ドア・ユニット)が2024年にリリースしたデビューアルバム『Abandon』のCD(デジパック仕様)です。
この作品は、アメリカのノイズ/インダストリアル系レーベル Tribe Tapes からリリースされました。

Dead Door Unit(K. Geiger)のアルバム『Abandon』は、音楽的には非常にアヴァンギャルドで尖った「実験的ノイズ / サウンドコラージュ」を展開しています
ジャンルのハイブリッド
単に爆音を鳴らすだけでなく、ハーシュノイズ(激しいノイズ)に、カットアップ・ノイズ、ミュージック・コンクレート(具象音楽)、そしてサウンドコラージュの要素を精巧にミックスしています。
多様な音源のレイヤー(重なり)
本作の制作(2019年〜2021年)には多くのゲストアーティストが参加しており、フィールドレコーディング(環境音)やテープ、廃品置き場から集めたようなジャンクヤード・サンプリングの音が複雑に絡み合っています
「冬の嵐の中で燃えるミキサー」
海外のインディーズレビューでは、その冷徹で荒々しいサウンドの質感を表現する比喩として「冬の雹(ひょう)が降る中で、Realistic社製のミキサーに火をつけたかのような音」と形容されています。
独自性への進化
初期のカセット作品に見られたアメリカの著名なノイズ・プロジェクト「Prurient(プルーリエント)」の初期衝動的なスタイルを踏襲しつつも、今作『Abandon』では独自の洗練された美学へと進化を遂げたと評されています。
全6曲、トータル約1時間に及ぶ長大なトラック群(最長で15分に及ぶ「Christmas Alley」など)で構成されており、インダストリアルや実験音楽、ローファイで退廃的な音響空間が好きな人には非常に聴きごたえのある仕上がりになっています。

未開封