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【真空管付】6P18P 3結アンプ基板(ヒータートランスで 3.4W )部品セット



商品説明
別途出品の「6P18P(EL82)・ステレオアンプ基板・部品セット」の姉妹版。6P18Pを三極管接続にして、12V/2A 程度のヒータートランスをOPTとして使えるようにした(真空管付)実験・基板セット。試作では写真の200V/9V端子に8Ωを接続、AC107V(電灯線)で、2.8W + 2.8W(1KHz、歪率5%)、歪率10%で3.4W + 3.4W まで、AC100Vでは、2.1W + 2.1W(1KHz、歪率5%)、歪率10%で2.7W + 2.7W でした。F-特性は写真のとおり、8Ω、2W出力(NF:-6db)で 50Hz~20KHz(-3db)をカバーしています。シングル・エンドのHiFi用OPTは高価なので聴き比べてみると面白いでしょう。試作基板の動作概要を以下に示します;

使用真空管:6P18P + 12AT7 + 6P18P
使用電源 :12V(6V)/2Aヒータートランス、米国仕様電灯線変圧器:AC107V
使用 OPT :電源と同じヒータートランス(200V:9Vで8Ωを接続)
供給 B電圧:DC 280V/100mA(L+R)
最大入出力:2.8W+2.8W(5%, 0.86Vrms-IN)、3.4W+3.4W(10%, 1.0Vrms-IN)、@1kHz、NF:-6db

本基板は写真のように簡単な変更で五極管接続に戻せます。具体的な手順は、①B+平滑抵抗の変更、②G2接続の変更、③カソードバイアス抵抗の変更、④NF抵抗の変更、の四ステップです。又、6P18P(EL82)は6BQ5(EL84)とピン接続が同じなので同様の操作・部品変更で別途出品の「6BQ5・ステレオアンプ基板」にも早変りします。真空管、6P18Pは規格最大値の上限まで使いますので中古球は不可、付属球は工場直通のNOS球です。

基板製作についての関連ビデオ;
https://rumble.com/embed/vhly46/?pub=9sruv

使用可能なヒータートランスについての実験レポ;
http://theradioboard.com/rb/viewtopic.php?f=3&t=6719&sid=cfcc5c29e70d1b7f06a9a4b5cba86808

トランスを含まない場合は定形外郵送(クッション封筒付、550円)が可。トランスを含む場合や破損が心配な時はヤマト元払い、60cmサイズで以下を参照して下さい;
http://www.kuronekoyamato.co.jp/estimate/cyubu.html

当方のID及び取引に関する詳細は以下のURLを参照;
https://systemynt.blog.fc2.com/


その他
トランス類は含みませんが、写真のヒータートランス(OPTに同じ:1500円/個)やマウント用・組立シャーシ(1290円/組)はオプションで可。回路は簡単で面倒なヒーターやB電圧回路の配線が省けるので製作は容易です。しかし電灯線倍電圧整流で300V近い直流を扱うので真空管回路・部品・製作の基礎知識は必須、回路インピーダンスが高いため、いい加減に作って電源を入れてしまうと、真空管の内部・周辺で火花が飛んだりします。可能ならB+はセパレート・トランス等で電灯線から分離した方がベターです。