日本蒸気機関車形式図集成[1][2]の2冊セットです。
「日本蒸気機関車形式図集成1」は昭和43年12月発行、「日本蒸気機関車形式図集成2」は昭和44年9月発行で2冊とも第一版です。
経年による、ヤケ・スレ・折れ目等がありますが、ヤブレや書き込みはございません。「日本蒸気機関車形式図集成1」には、最初の10ページ程度に装丁時からのシワがありますが、この時期の中古本としては、比較的良好な状態で元箱もございます。
「日本蒸気機関車形式図集成1」は、国鉄タンク機関車(形式1~E10)、「日本蒸気機関車形式図集成2」は、国鉄テンダ機関車(形式5000~KD55計画機関車)の形式図面、製造輌数、製造事由、新製時の導入路線等一形式ずつ詳しく記されています。同一形式でも初号機(試作機・1号機)と量産機(2号機以降や量産後の装備変更)等の説明も加えられています。
1両のみ製造されたタンク機関車や幻の機関車と言われるC52、C53や僅か6両の改造機D61等についても詳しく説明されています。
総ページ数は、「日本蒸気機関車形式図集成1」、「日本蒸気機関車形式図集成2」共に260ページ以上です。
国鉄型蒸気機関車の開発に係る貴重な鉄道資料です。懐かしい蒸気機関車を思い出しませんか?