■商品詳細■ 李朝前期 堅手もみじ手塩笥茶碗もしくは塩笥盃 朝鮮塗り李朝筒箱入
・サイズ・高さ:約9センチ 幅:8センチ ・状態 塩笥(しおげ)茶碗は、もともとは、朝鮮・李朝で塩を入れるのに使った口の広い壺のこと。昔から、茶の湯の茶碗に呼称せられ てきたものだが、今では、酒器にもこの名が使われるようになった。 この塩笥は胴が膨らみ、口縁部にいたってやや内反し、先端がやや外に開いている。口のすぼまりが強いと壺でしかなく、弱いと塩笥にはならない。この塩笥茶碗は、手のひらで包み込むように飲む。お辞儀が強くのでまるで、手のひらの中の酒を飲むかの様に呑む。また懐が深いので思ったより酒が入る。口がすぼまっている為、最後の一口 はかなり仰向いて飲むことになる。まさに、酒呑みの醍醐味とはこういう事ではないか。そして李朝時代の併箱は滅多にない、味わい深い専用の筒箱に入れて長い時代を歩んできたであろうが、比較的綺麗な状態で残った逸品中の逸品である。 |
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