松岡美術館の収蔵品鍋島「色絵紫陽花図皿」の複刻飾り皿

三弁の紫陽花は鍋島焼によく見られる意匠ですが、中国の豆彩に倣って輪郭線は染付で引かれ、花弁に施された赤い線描の下にも、ごく淡い染付の輪郭線が認められます。立ち上がりの深い独特な器形は「木もく盃はい型がた」と呼ばれ、高台には櫛目文が、側面には七宝繋文や牡丹唐草文などが染付で描かれています。

サイズ:
直径 19cm
高さ 4.5cm
新品未使用、木箱、飾り台掛けつき

ラスト1点になりました。

鍋島焼とは、佐賀鍋島藩直轄の秘窯で焼かれた磁器で、将軍への献上品、諸大名の贈答品、藩主の自家用品として生産された特別なやきもので、17世紀後半、優秀な陶工を集めて大川内山に窯を移し、最盛期を迎えました。

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(2024年 9月 25日 6時 19分 追加)
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