整っていないことが、この一本の表情
 

角ばった不定形のビーズを主役にしたブレスレットです。粒は球でも立方体でもなく、いくつもの面が不規則に立った、鉱石のかけらのような形をしています。表面には削りの跡がそのまま残り、磨き上げられた面と、ざらりとした面が同じ粒のなかに同居しています。その粒のあいだには、薄い円盤形のディスクビーズと、ごく小さな丸玉が挟み込まれています。角のある粒、平らな盤、丸い粒。三つの異なる形が不規則に続くため、並びに一定のパターンがなく、どこを見ても表情が違います。ディスクビーズが横向きに入ることで、連なりに小さな段差が生まれ、輪郭がぎざぎざと波打ちます。整った美しさというより、自然の造形をそのまま拾ってきたような、荒々しさのあるデザインです。
 
■ 商品情報

 

■ 特徴

見た目には無骨な印象がありますが、ビーズは小さく、実際に手に取るとかなり軽い一本です。ビーズが独立して動くため手首の丸みにそのまま沿い、締めつけ感がありません。
最大の特徴は、形の揃っていないことそのものです。同じ並びが二度と現れないため、着けるたびに違う面が上に来て、違う表情を見せます。整然としたチェーンでは出せない、素材そのものの質感が前に出るデザインです。
角のある粒とディスクが交互に入ることで、光が一方向に揃わず、細かく散ります。傷や小さなへこみが目立ちにくいのも、この不規則さの利点です。
デニムやレザーなど、カジュアルで少し武骨な装いによく合います。革ブレスレットやビーズブレスレットとの重ね付けとも相性がよく、男性の手首にもしっくり収まる存在感があります。
 

■ ストーリー

タイ北部に暮らすカレン族による銀細工。 機械ではなく手作業で生まれる、わずかな揺らぎと個性。 それは大量生産では再現できない価値です。
  
■ 経年変化
お使いいただくうちに、粒の角と、ディスクの縁が先に磨かれて明るく光り始めます。反対に、削り跡の残る面のくぼみや、粒とディスクの隙間は硫化が進み、少しずつ濃い色に沈んでいきます。
明るい角と、影を持ったくぼみ。この差が広がるほど、粒一つひとつの立体感がはっきりしてきます。もともと荒い質感のデザインですので、色が沈むほどに鉱石らしい重みが増し、着け込んだ雰囲気がよく似合うようになります。落ち着いた色合いに育てていくのも、こまめに磨いて明るい銀色を保つのも、どちらもお選びいただけます。磨けば元の輝きに戻せますので、気分に合わせて表情を変えてお使いください。
 

■ ご購入前にご確認ください

 

■ お手入れについて

乾いた柔らかい布で、粒を包み込むように軽く握り、滑らせるように拭いてください。角の部分は触れるだけで輝きが戻ります。
削り跡の残るくぼみまで磨き込みますと、この一本の持ち味である質感が薄れてしまいます。表面を撫でる程度にとどめていただくのがおすすめです。
角が立っているため布が引っ掛かりやすくなっております。目の詰まった、毛羽の出にくい布をお使いいただくときれいに仕上がります。研磨剤入りのクロスは、角の陰影を落としてしまいますので、お使いにならないことをおすすめいたします。
汗や皮脂は変色を早めますので、お使いになった日は乾いた布で拭いてから、他のアクセサリーと分けて保管してください。角が他の品物を傷つけることがございますので、柔らかい布に包んでの保管をおすすめいたします。
    
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