





経年の傷や汚れあり。
ジャック・ハム(Jack Hamm)著の『人体のデッサン技法』は、1,000点以上の豊富な作例と分かりやすい比率計算で、初心者からプロまで長年愛され続けている人物画・デッサン教本のバイブルです。 [1, 2, 3] 原著『Drawing the Head and Figure』の翻訳版であり、複雑な人体の構造を簡略化して捉える具体的なテクニックが詰まっています。
本書が名著と呼ばれる3つの理由
- 圧倒的な図解量:1ページの中に、骨格、筋肉、部分別の描き方がギッシリと凝縮されています。
- 「数学的・幾何学的」な比率の言語化:感覚ではなく、「目の幅は顔の5分の1」「頭部から床までの中心が股下」など、明確な基準(グリッドやマネキン法)で教えてくれます。
- 「Tの原則」による立体表現:パーツの重なりを「T」の字で意識し、線画だけで立体感を出すプロのコツを解説しています。
主な内容と構成
本書は大きく「頭部・顔」と「全身・骨格」の
2つに分かれています。
[1, 2]
1. 頭部と顔の描き方
- 顔の基本比率:正面・横・斜めから見たときの、目・鼻・口の配置バランス。
- パーツの描き分け:目、眉、唇、顎の構造、さらには髪の質感や光の当たり方まで徹底図解。
- 年齢・性別の描き分け:子供から老人まで、骨格の変化やシワの入り方をパターン化。
2. 全身とマネキン化(アタリの取り方)
- ジャック・ハム式マネキン法:頭を描いた後、首の付け根から床への基準線を引き、胸と骨盤を「傾いた箱」として捉えるポーズ構築法。
- 男女の体型差:肩幅とヒップの比率、重心の移動(コントラポスト)を分かりやすく解説。
- 衣服のシワ:布地が体にどう引っかかり、光と影がどう影響するかを分析。 [1, 2, 3, 4]
- 21,4x27,8x1cm