ヨーゼフ・シゲティ校訂 ベートーヴェン バイオリン協奏曲(Op.61)CURCI版

クラシック音楽愛好家、特にバイオリニストにとって特別な意味を持つ、三大バイオリン協奏曲の一つ、ベートーヴェンのニ長調 作品61のピアノ伴奏譜のご紹介です。この楽譜の最大の魅力は、20世紀を代表する名バイオリニストであり、教育者としても名高いヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)が校訂を手がけた、イタリア・ミラノの老舗出版社CURCI社からの直輸入版であるという点。

現在、日本国内ではほとんど取り扱いがなく、その希少性からマニア垂涎の「レア譜」。楽譜の構成は、上段にソロ・バイオリン、下段にピアノ伴奏部分が配置されており、演奏会やレッスンでの使用を想定した実用的なレイアウトです。シゲティは1973年に亡くなっているため、このスコアはおそらく彼が存命中に発行された年代物。

特筆すべきは、巻頭にシゲティ自身による演奏上の留意点や注意箇所が、3ヶ国語(イタリア語、英語、フランス語と推測)で詳細に記載されている点です。これは単なる運指・ボーイングの指示に留まらず、偉大な演奏家の解釈や音楽的アプローチを直接知ることができる貴重な資料となっています。

このCURCI版と、現在主流となっているPETERS版などのピアノ伴奏アレンジとの違いを比較するだけでも、その興味は尽きることがありません。偉大な先達の魂が宿ったこの楽譜は、単なる演奏ツールとしてだけでなく、音楽史的、資料的な価値も非常に高い一品。

サイズは菊倍版になります(A4版のやや横幅が広いサイズ)

状態:
年代物ですので背表紙上部角にほころび、表紙の紙質にザラ付き感、少シミ、下角部にやや開きあります。画像をご確認ください。

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