







明治大正時代に作られた日本伝統の筒描きという染色技法による藍染の布団皮です。
状態よく保管されていた亡き曽祖母の持ちものになります。
木綿の風合いが強い手紡ぎ・手織りの木綿です。
四巾の縫いには部分的に白と黒の糸が使われており、やや雑さも見受けられますが、生地本体は色褪せなく深い藍色が鮮やかです。
これから長い時間をかけて色褪せや風合いの過程を楽しめそうです。
長期保管の経年品ですが、色褪せ、シミ、穴あき、破れなどなく状態良好、ほぼ使用を感じられない美品と思います。
写真前半はオモテ、後半はウラになります。
<筒描きの技法>
渋紙の筒から防染糊を絞り出して手描きで文様を描き、藍で染め上げる伝統技法。
手作業ならではののびのびとした大胆な線や藍のグラデーションが特徴的です。
<文様>
中央に大きな家紋「揚羽蝶」「かたばみ」「蔦」を組み合わせた創作紋・変形紋が据えられ、四隅にはおめでたい「松竹梅」と「結び鶴」が吉祥文様として描かれています。
<柄がずれていない理由>
当時の日本の木綿は織り機の規格上、布の幅(1幅=約34〜36cm)が決まっており、大きな風呂敷や布団地を作る際は、4枚の長い布を仮縫いして1枚の大きなキャンバスにし、そこにダイナミックに一気通貫で絵を染め抜きます。
その後一度バラして洗い、最後に本縫いで仕立て直します。
柄がぴったり合っているのは、元々ひと繋がりのデザインとして染められた高度な職人技の証拠です。
<活用法>
・布団や着物の収納、持ち運び
・作務衣、ジャケット、バッグなど小物雑貨のリメイク ハンドメイド用の生地として
・テーブルクロス、ソファーカバー、ラグマット、目隠し、のれん、タペストリーとして敷く・掛けるなどインテリア用のクロスとして
約150㎝×130㎝
大判サイズならではのさまざまな活用方法がありそうです。
状態ふくめ大変希少な逸品と思います。
時代物にご理解の目に留めてくださる方にお譲りしたいと思います。
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