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商品名
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【日本橋古美術】清同治「王爾度作 田黄石 薄意方章 重量92g」同治壬申年 1872年 江山如此多嬌 古梅閣 篆刻 印章 印鑑 印材 寿山石 寿山 田黄 老田黄
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寸法・重量
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横2.2cm、縦2.2cm、高さ7.3cm、重量92g
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商品紹介
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清代の篆刻家・王爾度の作款を備えた田黄石方章です。黄橙色を呈する縦長の方形印材を用い、石面には自然景を思わせる薄意彫を施しています。側款に「同治壬申年 王爾度作」と伝わり、印文は「江山如此多嬌」です。
寸法は横2.2cm、縦2.2cm、高さ7.3cm、重量92g。正方形の印面から垂直に立ち上がる端整な方柱形をなし、石材の黄橙色の地肌を大きく残しながら各面に浅彫を配しています。
王爾度(1837-1919)は、清末に活動した書法家・篆刻家。江蘇陽、現在の江陰の人で、字を頃波・頃陂といい、古梅閣を斎号としました。篆書・隷書を能くし、とりわけ篆刻を得意としたことで知られています。
王爾度は陳藻林に篆刻を学び、古印を研究するとともに、清代篆刻史を代表する鄧石如の篆法・印風を深く研究しました。漢印を基礎としながら鄧石如の作風を取り入れ、篆書と篆刻の双方で活動した印人です。
王爾度と本品の紀年を考えるうえで特に重要なのが、側款に伝わる「同治壬申年」です。
同治年間の壬申は同治十一年、1872年にあたります。王爾度はこの1872年に、鄧石如の篆刻を研究・刻したことで知られています。
その成果として知られるのが『古梅閣完白山人印』です。「完白山人」は鄧石如の号であり、王爾度が鄧石如の印を研究し、その篆刻をした印譜として伝わっています。
現存資料にも『古梅閣完白山人印』は王爾度刻、清同治十一年の作品として著録されており、本品に伝わる「同治壬申年」という紀年は、王爾度の実際の篆刻活動時期と一致します。
したがって本品の「同治壬申年 王爾度作」という題記は、人物の生没年だけでなく、王爾度が篆刻家として活動し、鄧石如の印を集中的に研究していた時期とも整合するものです。
印文は「江山如此多嬌」。山河・自然の美しさを称える内容を持つ五字の語句印です。
現在「江山如此多嬌」という句は後世の文学作品によって広く知られていますが、本品には「同治壬申年」、すなわち1872年という紀年が伝わっているため、後世の作品を典拠として解釈することはできません。本品ではあくまで印面に刻された語句そのものとして記載しています。
本品は縦長の田黄石印材に薄意彫と篆刻を組み合わせた構成で、印章としての実用性だけでなく、文房清玩として石材と彫刻を鑑賞する性格も備えています。
田黄石は福建寿山石を代表する印材の一つで、古くから篆刻家・文人に珍重され、方章、自然形印、薄意彫、人物彫、山水彫などさまざまな作品に用いられてきました。
本品については「同治壬申年 王爾度作」と伝わる側款、王爾度の活動年代、および同年における篆刻活動が相互に整合することから、商品名ではその款識に従い「王爾度作」と表記しています。なお、専門鑑定機関による鑑定結果を示すものではありません。
田黄石の石肌・色調、薄意彫、側款「同治壬申年 王爾度作」、印文「江山如此多嬌」、印面、旧箱および各部の状態については、掲載写真をあわせてご確認ください。
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状態
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古い品物のため、経年によるスレ・汚れ・小傷等がございます。
状態の詳細は掲載写真をご確認ください。
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