母の待つ里
浅田次郎/新潮文庫
2025/01/31発行
<<解説>>
男は東北のとある駅に降り立った。大手食品会社の社長として東京で多忙な日々を過ごす彼は、上京して以来、じつに40数年ぶりに故郷を目指すのだ。
実家ではすっかり腰の曲がった86歳の母・ちよが、彼の親不孝を責めもせず、温かく迎えてくれた。父亡きあと一人で家を守ってきた母は、囲炉裏端に心づくしの手料理を並べ、薪で風呂を沸かし、寝物語に神隠しにあった村の娘の話を聞かせてくれた。「母は、自分の息子も神隠しにあって帰ってこないのだと考えて自らを納得させていたのだろうか」。布団の中で男はこれまでの人生を振り返る……。
しかし、彼はこの慈愛に満ちた〈母〉が本当は誰なのかを知らない。ただ、ここが「ふるさと」であることだけは知っている――。
物語は〈母〉のもとに足を運ぶ還暦世代の男女3人の視点で進んでいく。彼らをそこへ導いたものは? そして帰る場所を持たない彼らが見つける「ふるさと」とは?
それぞれの家庭、仕事、来し方、迷いや疑いをリアルに、時にユーモラスに綴りながら、次なる人生の道しるべを見出していく姿を描く。
(※新潮社の公式サイトより引用)
帯があります。カバーがあります。帯の小口側に擦れがあります。天と小口の角に擦れがあります。使用に問題ありません。お支払い完了後、平日2営業日以内に発送致します。
この他の「こしょこしょかわさき」の出品書籍もぜひご覧ください。
★定休日のご案内★
木、土、日曜日、祝日は、営業を行っておりません。
発送や取引ナビでのご連絡を行うことができません。
何卒ご理解ご了承ください。