●小林信彦/署名入『おかしな男 渥美清』、小林泰彦・装画、新潮社、2000(平12)年、初版、カバー、帯付き、美本、約19.5×14.5×3cm

● 没後20年を過ぎ、寅さんで一世を風靡した渥美清の「ほんとうの」姿を活写したといいたいところだが、著者独特の狷介さが垣間見えて、読む人によっては強い違和感を感じるかもしれない。