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カナダ・アルバータ州、ホースシューキャニオン累層(Horseshoe Canyon Formation)産の大型角竜類、パキリノサウルス・カナデンシス(Pachyrhinosaurus canadensis)の肋骨化石です。
本標本はアメリカ合衆国の化石販売業者から、産地および種の情報とともに入手したものです。
【パキリノサウルスとは】
Pachyrhinosaurus canadensisは、白亜紀後期・カンパニアン期に現在のカナダ西部に生息していた大型の角竜類です。
トリケラトプスなどと同じケラトプス科に属しますが、一般的な角竜類のような長い鼻角ではなく、鼻の部分に発達した分厚い骨質の隆起、いわゆる「こぶ」を持つことで知られています。
また、頭部後方には特徴的なフリルを備えていました。
パキリノサウルスは北米の角竜類・セントロサウルス亜科を代表する恐竜の一つですが、その中でもPachyrhinosaurus canadensisはカナダ・アルバータ州のホースシューキャニオン累層から知られる代表的な種です。
【カナダ・アルバータ州の恐竜化石】
本標本は、カナダ・アルバータ州のホースシューキャニオン累層から産出したPachyrhinosaurus canadensisの化石です。
アルバータ州では、現在、古生物化石の採集、所有、売買および州外への移動について厳しい規制が設けられています。また、カナダから国外へ化石を輸出する場合にも、標本の種類や条件によって輸出許可などの法的手続きが必要となります。
そのため、現在新たにアルバータ州から採集された大型恐竜の化石が、自由に国際的な化石市場へ流通することは極めて困難です。
本標本は、こうした規制が整備される以前の1970年代までに、カナダからアメリカ合衆国へ移動し、その後長期間にわたってアメリカ国内の化石市場で保管・流通してきた旧コレクション由来の標本として入手しました。
つまり、本標本は近年新たにカナダから輸出されたものではなく、1970年代以前からアメリカ合衆国内に存在していた由緒ある旧コレクション標本です。
私はアメリカ合衆国の化石販売業者と約2年間にわたって交渉を行い、今回ようやく購入することができました。
今回は、その内の二点を出品させて頂きます。
現在では新たに入手することが非常に困難な、カナダ・アルバータ州産大型恐竜化石の一つとなります。
【標本データ】
標本のサイズ
長さ,13.3cm
幅,3cm
厚さ,2.1cm
学名:Pachyrhinosaurus canadensis
和名:パキリノサウルス・カナデンシス
部位:肋骨
産地:カナダ・アルバータ州
地層:ホースシューキャニオン累層
(Horseshoe Canyon Formation)
時代:白亜紀後期 カンパニアン
来歴:1970年代以前にカナダからアメリカ合衆国へ移動し、その後アメリカ国内で保管・流通していた旧コレクション標本として入手
※販売元から提供された来歴情報に基づく