







【空想兵器】SU-122改造 ソビエト装甲兵員輸送戦車
第二次世界大戦中、ソ連軍では戦車に歩兵を乗せて戦場を移動する、いわゆる「タンクデサント」が多用されていた。しかし、車体の上に乗った歩兵は常に敵の銃砲火にさらされ、死傷率は非常に高く「タンクデサントの平均寿命は2~3週間」と言われていた。
人命を軽視した人海戦術を得意とするソ連軍であったが、場数を踏んだ兵士が新兵の何倍もの戦力を有することも理解していた。
そこで修理のため後方に送られていた数両のSU-122自走砲の損傷した砲を取り外して砲架部分を撤去。その開口部を装甲板で塞ぎ、天板を切り取ってオープントップとした。車内には鉄板を敷いて簡易的な座席を設置。こうして誕生したのが装甲兵員輸送戦車である。
完成した数両の車両はさっそく試験的に前線へ投入された。無駄な人員損耗が減り、歩兵部隊の戦場到着率は向上し、作戦は有利に展開することが多くなった。
そして、本格的に兵員輸送戦車を量産した結果、場数を踏んだ兵士がたくさん増えて、ソ連軍は強い軍隊へと成長。ドイツ軍をベルリンに押し返す原動力になったという。
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