ALTEC 459A  プラグイン アンプ

ALTEC のミキシングコンソール 250SU に組み込まれていたプラグインアンプです。1台のみの出品です。
容易に装置から引き出せるように取っ手が付いています。メンテナンス用に電圧確認用ボタンもあります。
入力トランスに凹みと塗装剥がれがありますが、音に支障は出ていません。

250SU mixing console は 10チャンネルミキサーですが、マイクアンプとブースターアンプには別のプラグインアンプが使われていて、その回路も 459A よりはシンプルです。
最後の送り出しに 459A が2台使われています。
回路構成は入力トランスにピアレス 4745、その後に 6072(12AY7)プッシュ、終段が 12BH7 のパラレルプッシュ、出力トランスがピアレス 16543 となっています。
B電源と 6.3V ヒーターは外部からの供給になります。
AMPHENOL のコネクタが残っていますので、配線を新しくすることも可能です。
接続は、裏返した状態で外から見たときに、次のようになっています。入力と出力の中点はショートされています。
詳しいドキュメントは、ALTEC 459A で検索すれば、容易に入手可能です。

  11  9  7  5  3  1 
   15  14  13 
12 10  8  6  4  2 

1. out+ 
2. in+ 
3,5  short 
4,6  short 
7. out- 
8. in- 
9. +meter 
10. B- (gnd) 
11. heater 
12. B+  275V DC 40mA 
13. シャーシ 
15. heater 


CD プレイヤーの出力を可変抵抗で絞って入力し、出力の 150Ωに AKG のヘッドフォンを接続して動作を確認しましたが、硬い音でした。いわゆる HiFi の音。12BH7 のカソードのパスコンにタンタルコンデンサをパラすると、落ち着いた音になりそうな気がしました。
250V 42mA、ヒータは AC 点火ですが、ノイズは聞こえませんでした。発熱が大きいです。

試しに画像7枚目の様な接続で、入力を 600Ωに変換し、出力を8Ωにして、スピーカを鳴らすことは可能です。
ここまですると、使用したトランスの個性が出てしまい、わざわざスピーカを鳴らす理由も無い気がします。
手元には沢山の良質な出力管とトランスがあるのですから。

私が試そうとしたのは、新 忠篤 氏の製作記事 管球王国68 pp.106-107 で各種イコライザカーブに対応した回路を 600Ωからの入力で対応させるものでした。
SPレコードも入手し、SP対応のバリレラカートリッジも揃えたのですが、78回転のレコードプレイヤーの手頃なものがなく、そのままになりました。

有効活用してくださる方にお譲りしたいです。


平日の発送になります。



(2026年 10月 11日 15時 27分 追加)
コネクタの端子の配列を記入してあったのですが、スマホで半角スペースが表示されず、おかしなことになっていたため、画像を追加しました。

250SU mixing console はレコーディングスタジオや放送局で使われていたそうですが、250SU 1台につき459Aは2台と少なく、貴重かもしれません。