







岩田専太郎
美術年鑑 2015年 物故欄掲載
評価額 12号につき 200万円
岩田専太郎(いわた・せんたろう、1901年生~1974年没)は東京都台東区に生まれ、伊東深水に師事したのち挿絵画家として頭角を現しました。1919年に博文館の挿絵画家となり、1920年『講談雑誌』でデビュー、吉川英治「鳴門秘帖」の挿絵で一流の地位を確立しました。戦後は出版ブームに乗って多くの挿絵を手がけ、1948年に出版美術家連盟(現・日本出版美術家連盟)の初代理事長に就任。1954年には挿絵の功績により第2回菊池寛賞を受賞、紫綬褒章も授与されています。女性風俗画や流麗で艶やかな描線を特徴とする作風で知られ、日本橋三越での現代女性風俗画展をはじめ、木枯らし紋次郎挿絵展など個展も精力的に開催しました。エッセイや自伝的著作も刊行し、挿絵画壇を代表する存在として活躍しました。
挿絵原画
技法:水彩
額寸:45x56.5cm
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