【詳細】
初版 小林泰三 密室・殺人 角川書店刊

平成10年7月30日初版 角川書店発行

世界一異常な探偵が、密室の謎に挑む! 遊び心あふれる論理、周到に張られた伏線、会心の本格ミステリ!
探偵である四里川陣と助手の四ッ谷礼子の元を訪ねてきた老婦人。彼女は、息子にかけられた殺人の嫌疑を晴らすため、事件の調査を依頼する。傍若無人な四里川に命じられて礼子は雪山に建つホテルへと調査に赴くが、彼女を待ち受けていたのは、密室から消えた死体の謎だった。カードキーでロックされ、更に衆人環視下に置かれていたという密室状況は、なぜつくられたのか? 遊び心あふれる論理の背後に張り巡らされた伏線が、異様な真相を導き出す、本格推理とホラーの融合。

小林泰三
1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞、17年『ウルトラマンF』で第48回星雲賞日本長編部門を受賞。その他に『大きな森の小さな密室』『密室・殺人』『肉食屋敷』『失われた過去と未来の犯罪』『人外サーカス』『代表取締役アイドル』『未来からの脱出』など著書多数。20年11月逝去。21年第41回日本SF大賞功績賞受賞。

【状態】
経年劣化により焼け、シミ、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。