●2014年10月、株式会社テレビ東京より刊行された、非売品社史。 ●1962年(昭和37年)、駐留米軍から東京VHF波12chの返還を受け、訴訟にまで発展する壮絶な放送免許争奪競争を経て、翌々年開局した、正式局名 『日本科学技術振興財団テレビ局』 ― 通称 東京12チャンネル。その後、「テレビ東京」に社名変更、日本の主要都市圏を結ぶ民放5系列目のキー局として飛躍を続けた歴史を振り返ります。 ●今でこそ、得意分野の経済番組をはじめ、バラエティに富んだ各種番組を放送する普通のテレビ局になっていますが、開局当初は、番組内容や視聴率がどうのこうのというより、官僚天下り先の色合いがメチャメチャ濃い、実質的に親方日の丸の、随分固いイメージのテレビ局でした。 ●「通史編」(231ページ)、「テーマ史編」(385ページ)、「資料編」(258ページ)、「映像編」(番組や会社の歩みをまとめた収録時間115分(!)のDVD+電子版社史CD-ROM)からなる、テレビ、放送ファンの方驚愕、研究家垂涎のお宝ビジュアル社史。ただし、今回、外箱と別冊「索引」がありません。その分、1円スタートで還元!! 各編とも、背の部分が日焼けしていたり、若干の汚れはありますが、中身は良好です。外箱の有無にはこだわらない、本文やDVDが見られればいい!とおっしゃる方には、まさしく今回狙い目です。