商品詳細 
戦後、南朝末裔として広く知られた熊沢天皇こと、熊沢寛道氏が登場して、後発で自身こそ熊沢宗家と主張した熊沢照元氏系の人物による『後南朝新史』です。熊沢家の祖とされる熊野宮信雅王までの後南朝歴代の皇胤を描いたものですが、典拠が不明な記述が多いのが惜しまれます。熊沢大然氏以降の記述は、寛道氏が宗家を継がない形で養子になったなど、照元氏が宗家を継いだという主旨に沿った内容です。参考文献として、富士宮下文献を基にまとめた三輪義煕『長慶天皇紀略』も挙げられているなど、宮下文献参考資料としても貴重かと思います。私家版のため、少ない資料です。

凾に少しやけ、シミ、本体小口に汚れ、装幀、特に喉に痛みがあります。
 
状態は画像をご覧下さい。扱っているのは、基本的に古本ですので、末尾の遊び紙に小さな古本屋の値札や、剥がし跡がついている場合がありますが、こちらは記載致しません。それ以外の状態表記とご理解ください。
 

 ※※※ヤフオクのシステム変更により、受取連絡を迅速に頂ける方、また「評価」までご対応頂ける方でお願い致します。お送りしても何らご連絡のない方、説明文を読まずに評価までご対応頂けない方につきましては一切入札をお断りします。
 
発送に就きましては、補償付をご選択された場合以外は、郵送事故などの責任は負いかねますのでご了承ください。また、ゆうパックで日時、お時間指定がある場合は、最初のご連絡で頂ければ幸いです。

※※※※また、個人出品のため、領収書などの発行はしておりません。ご了承ください。骨董紙物古本という事をご理解頂き、NC・NRにてお願いします。