出版社からのコメント
なぜ空海は三代の天皇(平城・嵯峨・淳和)に尊崇されたのか。高僧が内政と外交に果たした知られざる役割とは。 空海と天皇をめぐる「四つの疑問」 ① 正史が暗示する「桓武天皇殺害」――それは「父親殺し」なのか ② 平城天皇は、なぜわずか三年一ヵ月で譲位させられたのか ③ 平城は一四年間も幽閉されたという。果たして本当か ④ 空海は平城と生涯を通じて緊密な関係を持った。その理由は ――本書「序」より――
著者について
小林惠子(こばやし・やすこ) 岡山大学法文学部東洋史専攻卒業。日本古代史を常に国際的視野から見つめ、従来の定説を塗り替え続けてきた。大反響を呼んだ万葉集シリーズ三作(『本当は恐ろしい万葉集』『西域から来た皇女』『大伴家持の暗号』)、ならびに『桓武天皇の謎』(いずれも小社刊)他に、『白村江の戦いと壬申の乱』『高松塚被葬者考』『倭王たちの七世紀』『「記紀」史学への挑戦状』(井沢元彦氏との対談)上記はいずれも現代思潮社刊。