このアルバムにおける最大のヒット曲は
、実力派R&Bシンガーの
ステファニー・ミルズ(Stephanie Mills)
を
フィーチャーした極上のデュエット・バラード
「Where Is the Love? feat. Stephanie Mills です
。
「Where Is the Love?(feat. Stephanie Mills)」
- ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイが
1972年に発表した名曲のカバー。
ロバートの伸びやかなヴォーカルと
ステファニーの圧倒的な歌唱力が見事に融合し
、ビルボードのR&Bチャートでトップ20入り
(最高18位)を記録するスマッシュヒットとなりました
「Let It Be Me」
- 表題曲であるこの曲は、
有名なポップス/オールディーズの
「Let It Be Me(Everly Brothers等で有名)」のカバーではなく、
ロバート・ブルーキンズとステファニー・ミルズ
が
共同で書き下ろした完全なオリジナルR&Bナンバー
です。
当時のブラック・コンテンポラリーの王道を行く
ミディアム・スロウな名曲として、コアなソウル・ファンから
今なお高く評価されています。
[
サウンドと音楽的な特徴
アーバンなブラック・コンテンポラリー(ブラコン)の傑作
1980年代後半に全盛期を迎えていた、
洗練された都会的なソウル・ミュージックである
「ブラック・コンテンポラリー」の質感を完璧に体現
しています
。デジタル・シンセサイザーやしなやかな
電子ドラムのビートを取り入れつつも、決して冷たくならず
、メロウで温かみのあるメロディ・ラインが特徴です。
② マルチ・インストゥルメンタリストとしての本領発揮
ロバート・ブルーキンズは、
ヴォーカルだけでなくキーボード、ドラム、ベース、ギター
、管楽器までを弾きこなす
超一流のマルチ・プレイヤー
でした
。本作でも自身のマルチな才能を注ぎ込み、
セッション・ミュージシャンとしての高い技術に裏打ちされた、
緻密でグルーヴィーなセルフ・プロデュース・サウンドを作り上げています
③ デュエットやコーラスに見る歌唱力の高さ
自身の端正でソウルフルなヴォーカルはもちろん、
ステファニー・ミルズのような大物シンガーと
渡り合っても引けを取らない安定した歌唱力を持っています。
華やかなコーラスワークや、メロウなバラードでの
感情表現の豊かさは彼の大きな武器です。