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広島の Cool Hand Recordsです。
当店はメールオーダーサービス(通販)を25年以上続けてまして日頃から
安心と安全を可能な限りのサービスで提供しようと心がけています。
当店は山下達郎氏や氏のラジオ番組「サンデーソングブック」に
貴重盤レコードを供給している他、世界中の多くの著名人、文化人、
専門誌編集者の方々にレコードを供給して役立てて頂いています。
また自らも専門誌やガイドブック製作、CDのライナーノート等でも
執筆しており貴重盤の文化的寄与に努めています。
弊社の商品を使っている詐欺サイトが発見されました。
この商品画像とヘッダー、商品説明を利用してヤフオク以外の
他のショッピングサイトで販売していたらそれは詐欺サイト
の可能性がありますので御注意ください。
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Back To The Vanda Days / BTVD
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ソフトロック専門誌 Vanda とその編集長
故佐野邦彦氏を支えてソフトロックムーヴメントを活性化
させていた当店 Cool Handがソフロファンから「聖地」と
呼ばれていた当時の通販リストの人気だった商品に
新たな息吹を吹き込む企画です。当店 Cool Hand は
山下達郎氏のラジオ番組サンデーソングブックに様々な
レコードを提供している他にも達郎さんのライヴ会場のBGM
でもお馴染みのDoo-wopを供給させて頂いていますが、
私が Vanda 誌上で語りつくせる事が出来なかった
レコード等を佐野さんの思い出とともに達郎さんと私は
語り合いました。Vandaで紹介する筈だったレコードの
未発表原稿が残ってたので当時の読者の皆様へ挨拶、
そして盟友佐野さんへの供養として、折角ですので、
何らかの理由によってボツになってた原稿を使って、
そのレコードをこの場でリリースさせて頂きます。
アーカイヴ番号 101
The Tri-Five -
Come And Get It / Like Chop
(Damark 45-2400 Promo only) 1962
Both sides written by
Gary Usher, Mike Borchetta
1962年9月に Rachel and The Revolvers -
The Revo-lution / Number One
(Dot Records 45-16392) を共作リリースした
Brian Wilson と Gary Usher は、その際
The Beach Boys の名付け親でもある
Russ Regan にこの "The Revo-lution" の楽曲管理
の権利を持ちかけ契約を成立させている。
当時 Dot Records のプロモーションを手掛けていた
Russ Regan の勧めもありA面は Russ Regan
の所有する Algrace 音楽出版で管理されているが
B面の "Number Nine" は元々 Brian Wilson と
Gary Usher がデモで書いた "Visions" が原型で、当初は
Gary Usher と The Beach Boys で演奏を録音していた
ものだ。パブリッシャーの Number One Publishing は
Brian Wilson と Gary Usher による初の音楽出版会社だ。
その後も Brian Wilson と Gary Usher はパートナーシップ
を保ち、互いに成長していった。しかしそれを快く思わない
者もいた。絶対権力主義者であり Brian Wilson の父親
Murry Wilson である。ソングライターの経験もある
Murry Wilson は Gary Usher のことを「いい加減で、
だらしのない男」としか見ておらず、息子の Brian と
Gary Usher が共同作業をしているのを見て常に
苦々しく思っていた。また自分の言うことを聴かない
悪ガキの Dennis Wilson が Gary Usher になついて
いるのを見て激怒した。トラブルメイカーでカークレイジー
だった Dennis Wilson はいつも「車を運転させて」と嘆願して
Gary Usher から車の事を教わっていたのだ。
Gary Usher はまだ未熟だった The Beach Boys に
ギターを教えたりもしていた為にファミリーに外部者を
認めていない Murry Wilson のパラノイアは日増しに
大きくなった。Murry Wilson はこのまま Brian が
Gary Usher と共に仕事をすれば、Brian までダメになって
しまうと考え、二人を切り離すために、何かにつけて
Gary Usher に難癖をつけていた。
そんな1962年11月に Gary Usher は The Tri-Five の
Come And Get It / Like Chop (Damark 2400)
のシングルの製作に携わっている。
このレーベルは London Records を配給元として
おり後に The Ventures のプロデューサーとしても
有名になる Joe Saraceno が所有していた。
当時レコード配給会社の Buckeye Record
Distributors に務めていた Russ Regan と彼は
The Beach Boys の名付け親としても有名で
当時 Joe Saraceno は Candix Records の
社員だった。このレーベルは恐らく税金対策用の
レーベルだったのだろう。レーベル名は
Joe Saraceno の二人の息子 Dana と Mark
から名づけられたと言われている。
これは両面ともに Gary Usher-Mike Borchetta
の共作だ。Mike Borchetta は Gary Usher の
初期のパートナーで、他にも The Four Speeds の
シングルで Gary Usher と共作している。
Mike Borchetta はセッション費用を払うことで
The Four Speeds の共作者&共同プロデューサー
となったと言われてる。
元々 Mike Borchetta は Challenge Records の
オーナーの一人 Joe Johnson や株主で
The Champs のメンバー Dave Burgess、
楽曲管理の Four Star Music とは旧知の間柄
だったし、マスターテープを Challenge Records
に売り込んだのも彼だった。
Challenge Records はその配下として
Four Star Music という楽曲管理会社を持っており
1962年12月に Gary Usher はレコードアーティスト
として契約し1963年4月にはソングライター
として Four Star Music と契約をしている。
恐らくビジネスライクな Mike Borchetta は
セッション費用の肩代わりの代償として
ロイヤリティーの半分を得る為に共作者
としてのクレジットを取引したのだろう。
そういった裏事情は1枚のシングルがリリース
されるまでには良くある事だ
このシングルによる取引は Mike Borchetta が
行ったもので誰もがシングルをリリースしたかった
この時期にフリーランスA&R マンとして実績の
あった Mike Borchetta がその人脈から契約を
とってきたシングルだ。
A&R とは Artist & Repertoire の略でArtist を
何処にどのように置けば最適かアレンジする
職務をいう。即ち A&R とは人脈の幅広さに
左右され、ミュージシャンのサクセスに関わる
重要な仕事である。
Mike Borchetta は非常にアグレッシヴな人物で
Gary Usher は彼を「ハイスピードイタリアン」
と呼んでいた。有能なプロモーションマンだったが
録音に際しての手順を知らなかった Mike Borchetta
は Gary Usher や Gary のセッション仲間
Dick Burns (後の The Hondells) らを頼らざるを
得なかった。リーダーシップをとりたがり、
いつも時間に追われ機敏な行動をしていた
Mike Borchetta は Gary Usher に依頼して
セッションメンバーを集めたと言う。
このシングルは両面共にオルガンやピアノを
フューチャーしたアップテンポのインストだが、
この The Tri-Five の録音は Gary Usher の
The Four Speeds の "R.P.M." のセッション中に
行われていた。
参加メンバーは Gary Usher, Dick Burns,
Randy Thomas, Carl Wilson, Dennis Wilson と
言われている。キーボードは Randy Thomas が担当し
リズムギターを Gary Usher が、ベースギターを
Dick Burns が担当した。
当時、父親の Murry Wilsonと喧嘩をして家出し
Gary Usher の家に居候していた Dennis Wilson
がドラムを担当。リードギターは Carl Wilson が
担当しておりガレージでリハーサルを行った
という急造セッションだった。Carl Wilson は
録音前に The Belairs のヒット曲 "Mr. Moto" を
みんなの前で得意げにプレイして見せた。
因みに以前 Al Jardine が The Beach Boys を
一時期脱退する時に穴埋めとして The Beach Boys
は The Belairs の名ギタリスト Paul Johnson に
代役を打診しているが Paul はそれを断っている。
後に The Hondells のスタッフメンバーとして活動する
Randy Thomas, Wayne Edwards の二人は1963年
まで The Mixtures のメンバーとして活動しており
アルバム1枚とシングル5枚を Linda からリリース
しており、その Linda の親会社 Faro Production
から Randy Thomas はシングルを1枚、
Rampart Records からシングルを1枚リリースした。
"Come And Get It" は The Beach Boys の1963年
アルバム Surfer Girl に収録される事になる
"Boogie Woodie" や "The Rocking Surfer" に
酷似している。と言うより全く同じ曲であると
言っても差し支えないほどである。
この辺を考えるとやはり The Tri-Five の
レコーディングには何らかの形で Brian Wilson
も絡んでいる可能性が大きい。Brian Wilson は
曲のヘッドアレンジを担当したのだと推測される。
The Beach Boys の "The Rocking Surfer" に
Gary Usher-Mike Borchetta のクレジットを
Brian Wilson は書き忘れたと言われている。
この曲は古いアイスクリーム売りの車から
流れていたメロディーを引用したと言われ
The Beach Boys の "The Rocking Surfer" には
元々 "Good Humor Man" という原題が
付けられていた。
Brian Wilson はこの曲がトラッドソングなので
"Come And Get It" をアレンジしたものであっても
Gary Usher らのクレジットをする必要はないと
考えていたようだ。
Gary Usher 自身も「もし私が同じ立場でアルバム
を作っていたら、私も Brian と同じように
トラッドソングとしてクレジットしただろう」と
語っている。
この曲のB面の "Like Chop" は1961年の3月27日
にピークで全米38位になった
Paul Revere & The Raiders のファーストヒットの
"Like, Long Hair" をモチーフにしてタイトルに
"Like" を用い、B.Bumble & The Stingers が
1962年にチャイコフスキーの "The Nutcracker"
を改作してヒットさせた "Nut Rocker" を
真似てトラッドソングの "Chopstick" を題材に
したものだと言われている。
有能なプロモーションマンだった Mike Borchetta
が Joe Saraceno の所有する London Records
配下のレーベルで製作させたこのシングルだが、
実は Promotion copy のみで販売リリースには
至っていない。しかし翌年1963年の夏には
ケンタッキーの Paducah 辺りでは地元放送局
の W.K.Y.B. によってこの The Tri-Five と
The Four Speeds の "R.P.M." は数回ラジオで
オンエアーされた。
これも Mike Borchetta の功績と言って良いだろう。
B面ラベルに小さなチェックマークの書き込みあり。
オリジナル7inch シングル。盤質良好品
コンディション(盤): VG++ to M-
実際のサウンドをアップロードしました。
YouTubeでサンプル試聴可能。リンクをペイストしてください。
https://youtu.be/X1w1KqthWCw?si=LW6B_nis6hXltr82
本件商品は中古レコードです (多くは試聴確認出来てません)
査定は見た目によるものです:コンディション (カヴァー/盤)
商品はすべて目視による査定です。
SEALED シールド 未開封状態
(開封されていないので盤質は確認出来ません)
M (Mint) ジャケット、盤ともに光沢を保ち、
特筆すべきマイナス材料がなく良好な状態です。
M- (Mint Minus) ジャケット、盤ともに若干の些細なスレ等が
確認出来ますが特筆すべきダメージは見受けられない
光沢を保っています。
VG++ と表記されているものもありますが、それは強調表現
でして経年劣化が M- より見受けられる程度のものです。
若干の経年劣化はありますが光沢もあり
中古品としては良好です。
VG+ 並の中古品とお考え下さい。ジャケット&盤ともに
使用感があります。ジャケットに経年劣化があり光沢が無く
スレがあり、色が薄くなった所や汚れがあります。
古いシングルのジャケットには経年によるヨレがあります。
盤には光沢が無く、チリノイズの原因となるスレや
細かな擦り傷があります。
VG マイナス材料となる傷みとか汚れが目立ちます。
ジャケットのヨレやシワ等があります。
盤には目立つ擦り傷が多くあります。
Poor 存在自体が稀有なアイテムはコンディションが悪くても
ヘビーコレクターの為に出品する場合があります。
所謂ボロですが、ボロでも需要の高いアイテムは
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