申し訳ありませんがこちらに入札の際はまず質問欄から購入の連絡をください。回答の後、入札を確認後即決いたします。 明治期の坂田大型船箪笥です。
引出しの奥の側面に「明治十五年 一月 吉日 大山儀用之」と筆書きがあります。
総ケヤキ造りのしっかりした状態で下の慳貪蓋を開けると知工箪笥と呼ばれる小さな箪笥が出てきます。
こういった造りはかなり珍しく今までに見たことはありません。
「知工」とは船での輸送会社の事務仕事をしていた職業のことで、知工が使う箪笥は積み荷でいっぱいになる狭い船内で机の役割も果たせるように天板がフラットになってる小振りな箪笥のことだと聞いたことがあります。
知工箪笥を引き出すとその奥からさらに小振りの桐の隠し函が出てきます。
大きさもかなり大型でこれほどのサイズであるとかなり有力な貿易船の船箪笥であったと考えられます。
貿易船は港港に立ち寄り商売をする際に、船から降ろす箪笥の大きさ、造り、豪華さでどれだけ信頼のある仕事をしているかをアピールする広告塔の役割も果たしたといわれています。
 
寸法は幅80cm高さ63cm奥行き44cm
知工箪笥幅51cm高さ26cm奥行き31.5cm鍵は4つ付属しております。 配送が難しい商品ですので基本的には引き取りをお願いしたいです。引き取り場所は長野県伊那市です。 近県であれば配送手数料3万円と高速代でお届けも検討いたしますがその際はこちらの都合とお届け先の相談を先にいただけると助かります。 複数御落札予定の場合はできる限り同梱いたしますので、その旨お伝えください。 尚、取引欄に電話番号が掲示されなくなりましたので必要な方はメッセージ欄にてお知らせいただければ記入いたします。