定価1400円
本の状態に悪い点ほとんど無し

商品の説明

メディア掲載レビューほか

ポップコーンはいかがですか?
 著者はTOHOシネマズ前社長。日系米国人でカネもコネもなく、映画ビジネスで成功するという夢だけを持って来日した。夢は実現し、1997年、29歳でヴァージン・シネマズ・ジャパン社長となる。独立系で最大級のシネマコンプレックス(複合映画館)チェーンとなった同社は、2003年、東宝に100億円で買収された。本書はその波乱万丈の道のりを振り返る。
 著者は一流大学の出身でもMBA(経営学修士)取得者でもない。一文無しで知人宅を泊まり歩く暮らしを経験した後、本当に好きなことは何かを考え、映画ビジネスにたどり着く。タイム・ワーナー幹部に日本で展開したいビジネスプランを送るなど「体当たりで扉をこじ開け」、ワーナー・マイカルで働き始める。
 しかし、異文化ギャップなどに戸惑い退社。自分自身の企画で理想のシネコンを作ることを目指す。ビジネスプランを練り、投資する可能性のある企業にアプローチした結果、英ヴァージングループからの出資を受けることに成功した。
 5年強で「100億円企業」を育てた著者は、「日本は若者が夢を実現できる国」と言う。“ジャパニーズドリーム”を体現した姿は、起業家や経営者の参考となりそうだ。

(日経ビジネス 2003/12/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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日経BP企画

出版社からのコメント

成功したいと思うな、成功することを知れ
 自分探しの旅の果てに映画ビジネスに飛び込んだ青年は、田舎町の映画館のポップコーン売りから始めて、ヴァージンシネマズジャパンを立ち上げた。カネもコネもなく、MBAなどもちろん持ってない。ただ夢だけを武器に失敗と挫折を乗り越え、六本木ヒルズにシネコン??開業、自らの会社を起業から5年で100億円企業 へと育て上げた男が教える成功の秘訣。それは「成功したいと思うな、成功することを知れ」ということーー。

内容(「BOOK」データベースより)

夢さえあれば、でっかいことができる。ヴァージンシネマズジャパンを立ち上げ、日本最強のシネコンチェーンへと育て上げるまでの、波瀾万丈のサクセスストーリー。

内容(「MARC」データベースより)

自分探しの旅の果てに映画ビジネスに飛び込んだ青年は、夢だけを武器に、シネコン会社「ヴァージンシネマズジャパン」を興す。失敗と挫折を乗り越え、日本最強のシネコンチェーンへと育て上げるまでの波瀾万丈の成功物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山本/マーク豪
TOHOシネマズ株式会社・前代表取締役社長。1967年アメリカ・カリフォルニア州生まれ。’89年カリフォルニア大学サンタバーバラ校卒業。その後、慶応義塾大学留学を経てヨーロッパへ。’91年チェコスロバキアでホンダの代理店立ち上げに携わった後、ドイツ・デュッセルドルフでレストランを経営。’94年ワーナーグループに入社後再来日し、シネマコンプレックス、ワーナー・マイカル・シネマズ・海老名の総支配人を務める。その後、別の映画会社を経て、独立。数々のベンチャービジネスを展開する英ヴァージン・グループを口説き落とし、’97年ヴァージンシネマズジャパン株式会社を設立。同社を独立系では日本最大級のシネマコンプレックスチェーンに育て上げる。2003年にヴァージンシネマズジャパンは約100億円で東宝に買収され、TOHOシネマズと改名される。自らの夢を実現した彼は、9月に社長を辞任。作家活動、シナリオ執筆、映画製作など新たな夢に向けて再び走り始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)