2024年5月号vol.28の特集は「オレたちのティーンエイジ・ガールズソング」。昭和50年男がティーンエイジャーだった1988-1994年の音楽シーンは、次々と新しいアーティストが登場し活況だった時代です。“J-POP”という言葉が誕生し、ヒットチャート上位の曲は軒並み出荷枚数が100万枚を超える“ミリオンセラー”を記録していました。シンガー、バンド、シンガーソングライター、声優…オレたち昭和50年男はそれらのジャンルを問わず雑食しながら、音楽の嗜好の幅を広げていたのです。今号はとりわけ少年が胸を焦がした女性アーティストに注目して、特集のラインナップをそろえました。当時、まばゆい光を放っていたアーティストたちはどのように音楽に取り組んでいたのか、そしてオレたちは何を求めて彼女らを追いかけたのかを、本人や関係者の言葉ともに紐解いていきます。