Tom MiddletonとMark PritchardによるGlobal Communicationが、Chapterhouseのアルバム『Blood Music』を素材に再構築したアンビエント史上屈指の名作。原曲のシューゲイザー的な浮遊感を残しながら、ビートを極限まで削ぎ落とし、ゆるやかに移ろうシンセパッドと残響が果てしない音響空間を創出。全5章で構成された作品は、ひとつの長編組曲のように有機的な流れを描き、環境音楽とIDM、アンビエント・テクノの境界を軽やかに横断。90年代UKエレクトロニック・ミュージックを象徴する金字塔であり、現在も色褪せることのない重要作。