◆山崎美成『文教温故』百万塔連載・合本、明治24年~明治25年、菊判、全84頁、一冊.
◆江戸後期の考証学者で、屋代弘賢らと共に国学・漢学を研究した山崎美成が、学問分野の故実をまとめた『文教温故』を翻刻したもの.漢文を訓読する際に漢文の行間に送り仮名に代えて施した「ヲコト点」の故実や、儒学で孔子を祀る「釈奠」の故実、欠字・平出のマナーなどについて解説.明治24年から25年にかけて刊行された雑誌『百万塔』に連載されたものを合冊したもの.江戸時代の学問史、考証学の歴史をたどる貴重史料.