松岡製のAria Dreadnoughtは、造りと音質の良さで大変人気の高いジャパン・ヴィンテージのギターですが、松岡製以前のマツモク製のAria Dreadnoughtとなると、70年代後半の松岡製D-50に比べて市場の流通量が圧倒的に少なく、ヴィンテージ・ファンやマツモク・コレクターの間では「最初期仕様のマツモク」として非常に珍重される個体です。Japan Vintageギターの黄金期を支えたマツモク工業の技術と当時の荒井貿易(Aria)のこだわりが詰まった、非常に歴史的価値のある、素晴らしいジャパン・ヴィンテージ・ギター・Aria Dreadnought D-50を出品します。
1970年代のマツモク製Aria Dreadnought(特に、D-50など)は、現在でもジャパン・ヴィンテージとして国内外で根強い人気を誇っています。そして、マツモク製D-50の基本スペックは、「グローバーペグ、ヘッド裏ボリュート、ヘッドロッド調整」が広く知られています。が、これはご存じでない方が多いのですが、実は最初期の1~2年だけは仕様が異なっていました。
最初期マツモク製の特徴
1)1970年代中期以降のマツモク製は、ヘッド裏に三角形やベル型のカバーがあり、そこからロッド調整を行う仕様(Martinの仕様とは異なるマツモク独自のアレンジ)に変更されました。しかし、1972年~73年の最初期型は、本家Martinのヴィンテージ仕様を忠実に再現しようとしていたため、ヘッドに調整穴を作らず、サウンドホール側から調整する構造になっていました。この時期特有の本格的なヴィンテージ志向の表れです。
2)Aria Dreadnought D-50には米国GROVER社製のペグが標準搭載ですが、最初期ロットではマツモク工業が用意した「Aria」ロゴ刻印入りのオリジナル・密閉型ペグが採用されていました。パーツ不足による交換ではなく、発売初期の数年間だけ見られた大変レアなオリジナル仕様です。
3)ヘッドにあるAria Dreadnoughtロゴは、70年代後半の松岡良治製や後期の高級機では、ヘッドロゴは「インレイ(貝殻の埋め込み)」に変わります。最初期のマツモク製D-50やD-40は、すっきりとしたゴールドのシルクプリントが最大の特徴です。
◇サウンドの育ち具合
製造から約55年、トップ板のスプルース単板は極限まで乾燥しています。最初期のマツモク特有の「太くて力強い低音」が長い年月をかけて、さらに大音量で鳴ります。
◇シリアルナンバーの印字
インクが薄くて読めないシリアルナンバーは、72~73年のマツモク製では「当時の独自のスタンプ形式」で押されていたため、経年変化で特に消えやすかったのだと考えられます。
◇弾き易さ抜群
6弦12Fで約1.2mm、1弦12Fで約1.0mmと、超低弦高に調整していますので、弾き易さは抜群!です。
◇トラスロッドは左右にまだ余裕があります。
◇打痕は殆どありません。線傷も殆どありません。ピックガードに少し線傷があります。
◇新品弦を張りました。
◇一通り、指板、ペグ、フレット等をクリーニング、調整しました。
◇ナットはオリジナルですが、サドルはオリジナルではありません。
◇トップ&バック板は単板です。サイドは、Aria Dreadnoughtの拘りで合板です。
◇指板、ブリッジはローズウッド、ネックはマホガニー?
1972年当時の販売価格は5万円で、非常に歴史的価値のある、素晴らしいジャパン・ヴィンテージ・ギター・Aria Dreadnought D-50、市場では滅多にお目にかかることはできません。しかも、程度抜群、弾き易さも抜群、音質・音量・サスティンも申し分ありません。この機会に是非!ご検討ください。
素人ですが、アコギ大好きで、機材整理のための出品です。
博物館級?は大袈裟ですが、それ位、価値の高いJapan Vintageアコギだと思います。
探してもほぼ見つかりません。
不明点はご質問下さい。お答えできるか分かりませんが・・・。
3Nでお願いします。