ミヒャエル・エンデ著、「鏡のなかの鏡 ― 迷宮(Der Spiegel im Spiegel: Ein Labyrinth)」です。丘沢静也訳。岩波書店刊/同時代ライブラリー。読みやすいトールタイプの文庫サイズです。状態は、全般にかなり良好です。送料は、クリックポストで240円です。
★内容: 鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる、30の連作短編集。一つずつ順番に、前話をゆがんだ鏡像のように映しだし、最後の話が最初の話へとつながっていき、読者をめくるめく意識の迷宮へと導く。この人間存在の神秘と不可思議さを映し出す鏡の世界の物語は、『モモ』、『はてしない物語』とならぶ、ミヒャエル・エンデの代表作である。
★著者、ミヒャエル・エンデ(Michael Ende)は1929年、ドイツ、バイエルン州生まれ。児童文学作家。父エドガーはシュールレアリスム画家で、ミヒャエルが小学校に入学する頃、ナチスにより「退廃芸術家」の烙印を押される。ミヒャエルは1945年、16歳の時に召集されるが、ミュンヘンの疎開していた母のもとへ逃亡し「バイエルン自由行動」のレジスタンス活動を手伝った。戦後、転入したシュタイナー学校を退学、演劇学校に入学・卒業し、1シーズンだけ舞台に立つ。その後本格的に執筆を始め、1961年『ジム・ボタンの機関車大旅行』でドイツ児童文学賞をとり、生活が安定。1974年『モモ』で2度目の同文学賞受賞。1979年に『はてしない物語』を書き上げ、その後、妻との死別などを経て、1989年に同作品の翻訳者・佐藤真理子と結婚する。1995年母国で死去(享年65)。
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